よくばりトラベルプランズ

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ブリュッセルの魅力的な歴史スポットを巡る:グランプラス周辺散策!

グランプラスから徒歩圏内の見所をご紹介します!

ブリュッセル中心部に位置するグランプラスからは、歴史的建造物や美術館、美味しいレストランやショッピングスポットなど、見所がたくさんあります。

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小便小僧

日本では、世界3大がっかり名所の一つとして知られている観光名所です。世界的にも有名で、多くの観光客が訪れる大人気のスポットとなっています。

小便小僧という言葉を聞くと、あなたは何を思い浮かべますか?おそらく、ちょっとしたお茶目な存在ではないでしょうか。その由来には諸説あるようです。

一つは、1142年のグリムベルゲンの戦いで、ブラバント公ゴドフロワ3世が戦場の兵士を鼓舞するため、幼い支配者を入れたゆりかごを木に吊るし、敵軍に向かって小便をしたという逸話。

もう一つは、爆弾の導火線に小便をかけて消したという武勇伝説を持つブリュッセルのジュリアン坊やです。

どちらも、小便にまつわるちょっとしたエピソードが、この「小便小僧」の名前の由来となっています。

がっかりポイント

こちらの坊やは何でがっかりされているのでしょうか。
やはり身長56cmと小さいのががっかりされているポイントになっているようですね。

設置場所は、ブリュッセル市内の中心部にあるマネケンピスの噴水の上に置かれています。噴水の上に設置されているため、実際にはかなり高い位置にあることに驚きました。

なお、オリジナルの像は1960年代に盗難を防ぐためにブリュッセル市立博物館(王の家)に移されました。1619年に、フラマン人の彫刻家ジェローム・デュケノワ (Jérôme Duquesnoy) 製作です。

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イロ・サクレ地区

ブリュッセルは、世界でも有数の美食の都として知られており、特にグラン=プラスの北側に位置するイロ・サクレ地区には多数のレストランが集まっています。地元住民や観光客が多く訪れ、グルメを楽しむことができます。

この地区には、伝統的なベルギー料理から国際的な料理まで、幅広い種類のレストランが集まっています。また、ビール好きにはたまらない、様々な種類のベルギービールを楽しめるバーも多数あります。食べ物好きにはたまらない、ブリュッセルの一大グルメエリアです。

ここでは、歩道を利用したオープンエアのレストランが密集しています。中には悪質な店舗も存在しているため、強引な客引きをしているお店には注意が必要のようです。事前に行きたい店を調べておきましょう!
ディナーの時間には賑わい、楽しそうな雰囲気に包まれます。

なお、写真は午前中に撮影したものなので、お店はまだ準備中でした。

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「エヴェラール・セルクラースの像」

グランドプラスの角、「星の家」のアーケードの下にある壁には、英雄 Everard t'Serclaes エヴェラール・セルクラース像があります。

彼の右手に触れると幸運が訪れると信じられており、行列ができていました。

また、市民の間では「励ましの像」としても知られており、試練や困難に立ち向かう勇気や力を与えるとも言われています。

彫刻家のジュリアン・ディレンスによって作られた像は、彼を讃えるものとして、現在でもブリュッセル市民に親しまれています。

エヴェラール・セルクラース

1345年のフランスとフランドルの間の戦い「ブルージュの戦い」では、エヴェラール・セルクラースはブルージュ市の指揮官として勝利を収め、市民たちにビールを振る舞いました。

1356年には、ブリュッセルがフランスの攻撃にさらされましたが、セルクラースは市民を指導してフランス軍の攻撃を防ぎ、ブリュッセルを解放しました。彼はブルゴーニュ公国の軍事指導者として活躍し、今でもブリュッセル市民の英雄として讃えられています。

彼は1320年頃に生まれ、1388年に亡くなった人物で、1356年にブリュッセル市(ブラバント)をフランドルから奪還した英雄です。
刺客に襲われ瀕死の重傷を負い亡くなりました。亡くなった場所がこの建物であったと伝えられています。

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ブルスのレリーフ

こちらのレリーフは、セルクラークスの像のお隣にあります。ブリュッセルの市議会政治家、市長、チャールズ・ブルスCharles Buls(カレル・ブルスKarel Buls)の美しいレリーフです。左がフランス語、右側はオランダ語で書かれています。

ブリュッセル市長を1899年から1911年まで12年間務め、市政をリードしました。チャールズ・ブルスは、ブリュッセルにおける言語問題の解決に尽力しました。

公的文書の二言語表記

当時、フランス語を話すブリュッセルのエリート層とオランダ語を話す一般市民の間に緊張がありました。彼は、フランス語とオランダ語の両方が使用されるよう、市内の看板や公的文書を二言語表記にするよう命じました。

また、彼は市警察を再編成し、警察官にはフランス語とオランダ語の両方を話せるようにするとともに、女性のための公共施設や教育機会の拡充にも尽力しました。そのため、彼は現在でもブリュッセル市民の間で高い評価を受けています。

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ブリュッセル市警察官

ブリュッセル市警察の警察官たちはロードバイクを使っています。日本の警察官はシティサイクルを使っていることが多いですが、速度が出せるロードバイクを導入することでより効率的な巡回ができるかもしれませんね。

また、ヘルメットは安全のために必要不可欠なアイテムですので、導入すればより安全に活動できるかもしれません。

 

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ブリュッセル証券取引所

最後は、ホテルのご紹介のときに彫像アップの写真を載せましたが、旧ブリュッセル証券取引所です。

建物は1873年に完成した、ネオルネッサンス様式の、優美で精緻なディテールや豪華な装飾などが特徴的な美しい建造物です。建物の前には、ベルギーの国章、軍の紋章などにも描かれるライオン、ベルギーの象徴が置かれています。

ブリュッセル証券上は、2000年に、パリ証券取引所アムステルダム証券取引所、と合併し、ユーロネクスト設立「ユーロネクストブリュッセル」となり移転しました。

現在は博物館、イベントスペース、レストラン、ショップなどに転用されています。内部には、豪華な装飾、美しい彫刻、ステンドグラス窓、高い天井などが特徴的で、建物全体が優美で壮大な印象を与えます。また、特に夜には美しいライトアップも見られます。

読んでいただき、ありがとうございました!今後の旅行計画の参考になれば幸いです。