よくばりトラベルプランズ

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旅行好きのお得な情報探し!実際にかかった時間・料金も記載しています。

大手キャリアの「海外パケ放題」プランをWiFiレンタルと比較

モバイルデータ通信の比較をしてみます

1日あたり500円~1000円のWiFiレンタルの費用」と比較、大手キャリア 3社 の海外サービスについて現状どうなっているのか調べてみました。

比較となる海外WiFiレンタルの価格帯を確認してみましょう。
海外 W i F i レンタル料金の価格帯
ヨーロッパ
500MB/日 3 G  680 ~ 750  円
500MB/日 4 G 1,220 ~ 1,250 円
  1GB/日 4 G 1,650 ~ 1,700 円
アジア
500MB/日 3 G  510 ~ 610  円
500MB/日 4 G  560 ~ 850  円
  1GB/日 4 G 1,140 ~ 1,450 円
北米
500MB/日 3 G  680 ~ 750  円
500MB/日 4 G  820 ~ 880  円
  1GB/日 4 G 1,050 ~ 1,460 円
出典:価格コム(2016年11月16日調べ)

3社とも海外パケ放題サービスは「1日2,980円」

3日間で1万円弱となるので大手キャリアのパケ放題はコストがかかり過ぎます。

アメリカ・ハワイへ行く場合は、ソフトバンクの「アメリカ放題」が便利。
何と言っても「通話・ネットが無料で使える」という凄さ。しかもキャンペーン中の今ならALL無料で利用できてしまいます。


auの場合、ひとり旅なら「世界データ定額」はレンタルの手配や荷物の持ち歩きなど総合的に考えると便利だと思います。コストだけを比較するとWiFiレンタルの方が安いかもしれません。複数行くなら1台で済むWiFiレンタルの方が安いですね。



docomoSoftBankauの海外通信料金はどうなっているのか詳しくみてみます。

docomo ドコモ海外1dayパケ、海外パケホーダイ 公式ホームページ
DocomoPake01.png
 

docomo
ドコモの場合は渡航前に「海外パケット停止安心サービス」の申込みをしておくと安心のようです。定額対象外のパケット通信料が5,000円を上回ると一旦通信停止になり、気が付くことが出来るようです。(ローミング音声通話は別途料金なので高額になっても止められません)

海外パケ・ホーダイ 
申込不要 2,980円/日(音声通話は別途有料です)

※対応エリア、渡航前・渡航先での設定方法などをドコモの公式ページで確認する
※WORLD WINGに申込む必要あり(月額使用料:無料)


渡航前の準備】
・アプリのバックグラウンド更新(自動更新)をOFF
・データのバックアップをOFF
・モバイルネットワークのデータローミングをOFF
・飛行機に乗るときは機内モードにする
(基本海外旅行中は機内モードでOKです。パケ放題は使えます)

docomo海外で必要な設定と注意 

海外1dayパケ
要申込 980円、1280円、1580円/24時間 (音声通話は別途有料)
利用する国により金額が異なる

docomo海外1dayパケアプリ 

※「海外1day開始」アプリあり

(データ量が少ないのでスマホのグーグルマップの利用は難しい)


海外1dayパケの使い方 

海外1dayパケ利用可能な地域
980円 アメリカ、ハワイ、グアム、韓国、台湾
香港、マレーシア、シンガポール、タイ
インドネシア、フィリピン、マカオ、サイパン
アラスカ、プレルトリコ、バージン諸島など
1,280円 中国、ドイツ、フランス、スペイン
イタリア、オーストラリア、スイス
オーストリア、イギリス、カナダ
オランダ、ベルギー、ポルトガルなど
1,580円 インド、トルコ、カンボジアクロアチア
チェコ、ロシア、フィンランド、メキシコ
ハンガリー、ブラジル、ペルー、ニュージーランド
ミャンマースウェーデンラオスなど


※利用開始から24時間経過後自動的に通信が停止します
※ドコモの「海外1dayパケ」はデータ量が30MBを超えた場合、通信速度が送受信時最大16kbpsになります

2016年12月1日~2017年3月31日
海外1dayパケの通信容量制限なしのキャンペーンがはじまりました!
(これって内容は①の「海外パケ・ホーダイ」です…ドコモに電話して確認済)

docomoワールドラッキースポットキャンペーン01 

その名もWorld Lucky Spot ワールド・ラッキースポット・キャンペーンです。
エリアは限定されますが使えそうですよ。

ワールドラッキースポットキャンペーン-ドコモ 

エリアは中国・韓国・台湾・香港・マカオ・グアム・サイパンです。
申込が必要なので事前に手続きをする必要があります。
1日980円/24時間
速度制限なし!使いホーダイです。これならWiFiレンタルを借りる、持ち歩く手間を考えると、ひとり旅行ならおトクですね。
(音声通話は別料金です)

上記エリア以外で、docomoスマホを使用する場合は容量的に「海外パケ・ホーダイ」のコースになるので「1日2,980円」。
エリアや動向人数によってWiFiレンタルにするか海外1dayパケにするか選択することになりそうです。このキャンペーンがさらに広がるといいですね。


 世界中でメールもウェブもし放題 

SoftBank

海外パケットし放題 
申込不要 2980円/日(
通話は別途有料)
・利用前に「世界対応ケータイ(月額料無料)」への申込みが必要


※行き先が「海外パケットし放題」利用可能なエリアか確認
※事前にアプリをダウンロードしておく
※現地での設定方法と定額対象事業者を確認する

【飛行機搭乗前の準備】
・アプリのバックグラウンド更新(自動更新)をOFF(設定→一般→Appバックグラウンド更新)
・データのバックアップをOFF(設定→iCloud→バックアップ)
・4GをOFF(設定→モバイルデータ通信→通信のオプション→4Gをオンにする)
・データローミングをOFF(設定→モバイルデータ通信→通信のオプション→データローミング
・モバイルデータ通信をOFF

【海外 到着後の設定】
・キャリアの選択(設定→自動をOFF→対象のキャリアを選ぶ)
・モバイルデータ通信をON
・4Gのデータ通信のみをON
・データローミングをON
・画面の左上の電波受信の会社が、現地の対象事業者になっていればOK
パケ放題、フリーWiFiWiFiレンタルの使用だけなら「機内モード」のままでOK


SoftBank ソフトバンク 国際サービスの公式ページ アメリカ放題
アメリカ放題
要申込:スプリントネットワーク使用 980円/月 iPhone6以降
※利用前に「世界対応ケータイ(月額料無料)」への申込みが必要
アメリカ放題サービス利用料申込要不要
現在キャンペーン中 : サービス利用料:無料 申込:不要(2016年12月1日確認)
※スマ放題「データ定額5GB」以上加入者はキャンペーン終了後も無料

アメリカ放題ソフトバンク
アメリカ本土・ハワイ・プエルトリコ・バージン諸島、それぞれの地域間の通話は有料(210円/分)

データ通信無料
音声通話の発信&着信どちらも無料

Softbankアメリカ放題 
「アメリカ放題」は、ソフトバンクの対応機種をご利用のお客さまが、アメリカ本土やハワイなどに滞在時、スプリントのネットワークでの通話やSMS、データ通信が無料で利用できるオプションサービスです。

アメリカ放題の設定方法は海外パケットし放題と同じです。データローミングOFFで使用できます。キャリアは「Sprint」を選択します。


au 世界データ定額 公式ホームページ


au

ダブル定額
2,980円/日(通話は別途有料)


世界データ定額 

980円/24時間 (通話は別途有料)

・無料オプションの「データチャージ」に加入する必要あり
・使用したデータ量は国内の契約の同月に合算される

・利用開始から24時間経つと自動切断されるので安心
・「世界データ定額アプリ」を使って利用する


渡航前の準備】
・世界データアプリをダウンロード
・アプリで初期設定(データチャージへ加入、データローミングOFF)

【到着後の設定】
・アプリから利用開始

2016年夏au「世界データ定額」のサービスがはじまりました。
メリット

・1日の利用料金がWiFiレンタルと変わらない
・レンタル不要
WiFiルータの持ち歩き不要
・電池の減りを気にしてWiFiルータをON・OFFする必要がない
・使い方が簡単

デメリット
・複数で利用する場合の合計料金
WiFiルータなら1台を同時に5人で利用できるためコストが抑えられます。それぞれ別キャリアでも問題なく同時にアクセスできる「海外WiFiレンタル」は利用者が複数なら安価となります。

cafe 海外のカフェでネットを楽しむ風景 無料画像 


データローミングは国内ではオフのままでOK!


データローミングは「契約していない事業者」の電波を利用する際にONにするものですから、基本はオフにしておきましょう。もし日本国内でオンにしていたとしても各契約キャリア以外には繋がらないようになっているので大丈夫です。

ソフトバンクのサービスセンターに電話確認済み)

うっかり使って数十万という時代は終わっていません


大手キャリア3社とも「申込不要」の「定額 2,980円」のサービスがありますがそれで安心することはできません。きちんと読むと「サービスエリア・対象事業者」は限定されているのです。
(通話は別途料金がかかり、大変高額なのも気を付けたいポイントです)


「海外パケット通信」の申込みは不要ですが、それぞれ申込みの必要なサービスがあります。

ドコモ   :「WORLD WING」(月額使用料:無料)

ソフトバンク:「世界対応ケータイ」(月額使用料:無料)

エーユー  :「データチャージ」(月額使用料:無料)


このように利用するためには必要な手続きがありますし、渡航前に必要な設定や現地での設定も必要です。設定方法を間違えると定額対象外の事業者に繋げて高額となる可能性がまだ残っています。


帰国後明細を確認したら何十万もの請求がきた…という嘘のような本当のお話、もうなくなったと思っていましたが、まだあります。


毎日スマホを使っている身としては、海外でのスマホのネット接続は必須です。SIMフリースマホも早い人は利用しているようですが、私のまわりの友人(女性)には全く浸透していない状況です。


音声通話をかけたい時

WiFiルータレンタル、定額データ通信サービス利用中、スマホ同士なら「LINE通話」です。

LINE同士の無料通話はみなさん使っていると思いますが、固定電話への通話も出来ることは知っていますか。「LINE Out」を使えば固定電話へも電話出来ます。(一部有料)

LINEOut.png 

【LINE Out free の使い方】
スマホのLINEを起動します
②右下の … をタップします
③おすすめサービスで「Call」を選ぶ
④連絡先が登録してある場合は右上の「人型」をタップ
⑤電話番号が分かっている場合は左上の番号ボタンマークをタップ

・広告を15秒視聴することによって数分のみ無料通話が出来ます(エリア制限あり)
・無料回数の制限があります(1日5回程度?)
・無料通話時間後は有料通話に切り替わります(事前にコールクレジットを購入する必要あり)
・有料通話の金額はとても安いです(コールクレジットを購入します)
・通話する時に1分あたりの料金が表示されます

「LINE Out」のショートカットをスマホ画面に作成しておくと便利です。
LINEの右上歯車のマーク(設定画面)→LINE Out→ホーム画面にショートカットを作成

LINEOut有料通話料金 


同じく海外から固定電話へ音声通話をするアプリ

Viberアプリ海外から固定電話への通話0円 

5.固定電話への音声通話  楽天グループの Viber Out(バイバーアウト)

Viber Outは1回10分まで無料、回数制限なし、広告なしです。

LINE Out Free は無料通話をするために動画広告を見る必要があり、もし広告を見ても無料通話は1回につき最大3分と短く、回数制限も1日5回までと決まっています。

・登録時にSMSでパスコードを受取る必要があるので国内で手続きを済ませておく(SMSはローミング料金が発生します)
・連絡先はなるべく同期しない

・海外から固定電話や携帯電話へ掛けても無料
・最大通話時間は10分、10分経過すると自動的に電話が切れます
・1日に何回も無料で掛けられます


先日、「LINE Out 」「Vaiber」を知らなかった時、オーストラリア・シドニーの旅行中に(夫が)日本の固定電話へほんの数分通話しました。キャリアはソフトバンク後日この通話に関して5,000円以上の請求がありました…。

注意したいのはパケット通信には「音声通話のサービスは含まれていない」というこです。そう言われてみればそうですよね…。でもこのあたり混乱してしまう人多いと思うんです。(私です…)

・ドコモ   :「海外パケ・ホーダイ」
ソフトバンク:「海外パケットし放題」
・au    :「世界データ定額」

こちらのサービスには音声通話は含まれていません。もし通常の音声通話すると有料で高額なんです(LINE同士のパケットを使用した「無料通話」は大丈夫です)

docomo国際通話 docomo国際通話通話料
出典:docomo

ドコモ(カナダ・バンクーバーの例)
ドコモ海外から通話 
ソフトバンク(オーストラリアの例)
ソフトバンク海外からかける通話 
※海外滞在中のケータイ同士の通話・TVコールの場合、 
発信者には日本までの通話料・通信料
着信者には滞在国までの着信料がかかります。


auの例(シンガポールの例)
au海外から通話01

各キャリアの「定額データ通信」サービスに通話は含まれず、音声通話は高額になるので注意が必要です。

※注意したいのは電話を「受信した側」も「発信した側」もどちらも高額の料金がかかるところです。(日本の家に電話すると、家にも高額な請求がくるということです)

固定電話にどうしても電話したい時はどうすればよいのでしょうか。
・公衆電話を使用する(安い)…コンビニなどでプリペイドカードを購入する
・ホテルの部屋にある電話の「外線」を使う*外線発信番号を最初に押す(手数料あり、割高)

【海外から日本への電話のかけ方】
国際電話識別番号+国番号(日本は81)+最初の0を除いた番号
【海外から現地への電話のかけ方】
国際電話識別番号+国番号(現地の国番号)+最初の0を除いた番号

国際電話識別番号は国により異なります。
オーストラリアなら0011
ドイツなら00
フランスなら00

海外に一緒に行った同行者とスマホ同士で連絡が取りたい場合は「LINE通話」ですね。
お互いフリーWiFiの使える状態にあるorWiFiレンタルを使用していればOK。

他にも何か安いプランがあるのでは?と思い調べてみたのですが…ありませんでした。
昔はプリペイドカードを現地で購入して公衆電話で通話するのが主流でしたが、今回調べた感じだと今もあまり変わっていないようです。

一時期は海外用の携帯をレンタルするのが当たり前で、そのころの通話料金は安かったと思います。
最近はWiFiルータのレンタルが多くなり、LINE以外の音声通話の必要がほとんどなくなったので通話についての情報が少ないのですが、スマホから固定電話への通話はLINE Outでいいかも知れません。まだ使っていないのでなんとも言えませんが、調べた中では一番安いと感じました。

そういった中でソフトバンクの「アメリカ放題」はデータ通信も、通話も無料なので大変良いサービスだということが分かりました。

ドコモの新しい、ワールドラッキースポットキャンペーンは、料金が「980円」という料金で利用できるのですから、サービスエリア内への旅行なら便利そうですね。ほぼ「2,980円」の海外パケ・ホーダイと同じサービスを受けられて1/3の料金です。


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