私は建築デザインに興味があるので、ぜひ建物の中も見学したいです。
オペラハウスのきれいな写真を撮りたい!
オペラハウスの美しい景色を観たい&写真におさめたいという方も多いはずです。そこで行ってみたいのは「パイロン・ルックアウト」(Pylon lookout)です。
オペラハウスとともにシドニー湾のシンボル的存在のハーバーブリッジは、橋そのものも美しいですが、その支柱には展望台があるんです。パイロン・ルックアウトは「ハーバーブリッジの支柱にある展望台のこと」でとても綺麗な景色を見ることが出来るんです。
ハーバーブリッジの石造りの支柱=パイロンは4本ありますが、のぼることが出来るのはロックス(南側)のオペラハウス側(東側)の1本だけ。
- アクセス方法が意外と難しい
パイロン・ルックアウトの入口までのアクセス方法ですがガイドブックにもそれほど詳しく載っていません。ネットでも検索してみましたが地図や写真付きでの説明が見つかりませんでした。
トリップ・アドバイザーでも「とても時間がかかった」「支柱の下まで間違えて行って引き返した」などの口コミがあって、みなさんそれぞれ苦戦している方がいらっしゃったようですので詳しく書いていきたいと思います。
アーガイル・カットから行ってみる
他からも行くことは出来ますが目印になりやすいロックスのアーガイル・カットからの行き方をご説明します。
アーガイル・カット。
「ロックス」という岩だらけの半島にシドニー・コーブ(サーキュラーキー)とミラーズポイント(西側)を結ぶ最短ルートとして古くから利用されていたトンネルです。
このトンネルは囚人達が1843年から16年をかけてハンマーとノミだけで掘られ、切り出した岩はサーキュラーキーの埋め立てに使われました。
ここからクロックタワーの方へ(東側)進みます。カンバーランドの橋をくぐるとアーガイル・ストリートの北側に「ARGYLE STAIRS」と書かれた階段が見えてきます。
Googleのストリート・ビューで確認すると左側に見えるアーチ型の門が階段です。
(道路の右には木の枝の陰になって見えにくいですがクロック・タワーが見えています)
階段のアーチ門にはきちんと「ARGYLE STAIRS」と書かれています。階段は、映画のワンシーンに出てきそうな異国情緒漂う雰囲気で素敵。
この階段をのぼるとカンバーランド・ストリートにでます。
その左側、この位置からだと左ななめ前に階段があります。
階段をのぼったらこんな風にオペラハウスが見えます。
階段の途中で「Cahill Wark」ケイヒル・ウォークの青看板があります。看板は↗右の階段を指していますが、反対の左の階段を上ります。これでハーバーブリッジのパイロン側の歩道に出られたのではないでしょうか。
上の写真の橋をはさんで左が逆光、右が順光です。光の角度って重要だと思います。
よく見ると、橋の上を歩いている団体さんも写っています。ブリッジクライムといって、1300段あるハーバーブリッジの階段をてっぺんまでのぼるアトラクションです。2時間15分のエクスプレス・クライム~最長3時間半のコースまで、所要時間は長めです。夜明け、日中、トワイライト、夜間のコースがあってA$228~363と料金ははりますが高所恐怖症でなければ挑戦してみたいですね。