ドイツ南部のバイエルン州にあるロマンティック街道を代表する街、ローテンブルクの観光は、日帰りツアーなどもありますが、見所満載でとっても楽しいので、折角なら宿泊してゆっくり観光することをおすすめします。
「中世の宝石」とも称されるローテンブルク・オプ・デア・タウバーの旧市街は、13世紀から商業で帝国自由都市として繁栄したのち17世紀の30年戦争により衰退して、忘れ去られた町となりました。戦争のあとの発展が遅れたため中世の姿を残すことが出来たのですね。その後、第二次大戦の爆撃によって大きな被害を受けましたが、世界中からの寄付による大規模な修復によって完全に近い形で再現されました。今もその美しい街並みを保存するために厳しい建築規制を定めているそうです。
名前の由来は「タウバー川を望む丘上の赤い城」でその名の通りタウバー渓谷の崖の上に位置しています。町は南北1.2km、東西1kmと小さく、周囲をぐるりと全長3.4kmの市壁に囲まれていて、一部は壁の上を歩くことも出来るので景色を楽しみながら散歩するのも楽しいですよ。
オレンジ色の切妻屋根にカラフルな壁色、木枠のお家の窓には可愛い花があふれています。
名前の由来は「タウバー川を望む丘上の赤い城」でその名の通りタウバー渓谷の崖の上に位置しています。町は南北1.2km、東西1kmと小さく、周囲をぐるりと全長3.4kmの市壁に囲まれていて、一部は壁の上を歩くことも出来るので景色を楽しみながら散歩するのも楽しいですよ。
オレンジ色の切妻屋根にカラフルな壁色、木枠のお家の窓には可愛い花があふれています。
旧市街に入る市門は5つありいずれかを通りますが、それぞれ趣の異なる門を見るのも面白いですよ。他にもよく見ると繊細なデザインの鉄看板や紋章なども様々で、道端には馬の水飲み場があったり、市民のための生活用水用のために使われていた泉も残っています。
トリップ・アドバイザー、ブッキング・コムでローテンブルク第1位の高評価を得ているホテルです。2016トリップアドバイザー トラベラーズ・チョイス 小規模ホテルのTOP25にも選ばれました。
(Best Small Hotels in the World Top25)
ホテル・ヘルンシュロッシェンは、ローテンブルクでも最古の11世紀から受け継がれる伝統家屋をリフォームしたホテルで、デラックスルーム4部屋とスイートルーム4部屋の客室数が8室という小さな4つ星ホテルです。
予約した当時はオープンしたばかりでネットのレビューは0件でした。少し不安はありましたが8月の中旬というハイシーズンで、朝食付きの宿泊代が2名で145€とお手頃、写真を見たらフレンチ・カントリー風のインテリアも素敵で立地は抜群、ということでこちらに決めました。(現在は少し料金が上がっているようです)
ホテルの場所は市庁舎前のマルクト広場につながる東西のメイン通り、ヘレンガッセ通りのフランシスコ教会(フランチスカーナ教会)の向かい側にあります。
私たちはヨーロッパ・バスの停留所(町の北側、シュランネン広場)からスーツケースを転がしてホテルへ徒歩で向かいました。
旧市街の中は一般の車は入れない=タクシーもありません。Google Mapで徒歩7分の近距離移動ですが石畳の道でスーツケースを転がすのは少し大変でした。
ホテルの入り口はレストランになっていて、私たちが挨拶して入ると、スタッフが笑顔で出迎えてくれました。レストランの奥にある可愛いロビーに通されて、ソファに座ってチェックインの手続きをすると、ウェルカムドリンクのサービスがあり、美味しいコーヒーを頂きました。(お酒が飲める人にはシャンパンが出るようです)
暖炉のあるおしゃれなお部屋はロビーというよりリビングという感じでとっても落着きます。
ヨーロッパ・バスでの長時間の旅は思ったより大変だったので、ここでホッと一息できました。
お茶を頂きながら、観光名所の説明をしてくださり、夕方からでも楽しめるスポットなどの時間も確認していただけました。翌日の予定に合わせて朝食の時間と、予約しているドイツ鉄道の話をすると、帰りは駅まで送ってくれるとのこと。受付と同時にコンシェルジュの役目も兼ねているみたいです。こんなホスピタリティを感じるチェックインは初めてでした。
私達の案内された部屋は3階にありました。 部屋番号は6番。エレベーターはありませんがスーツケースは部屋まで運んでくれますので重たい荷物でも大丈夫です。4部屋あるデラックスルームはそれぞれテーマがあり、こちらは「ウッドランド」という森を連想させるお部屋です。ヨーロッパのお城は狩猟のためのお城も多いので、その発想からきているのではないでしょうか。
部屋は十分に広いですし清潔、とにかくインテリアが洗練されているのです。 お部屋の窓からの景色も最高で、目の前にフランシスコ教会の塔が見えます。時間になると教会の鐘が鳴り響くという、もうなんだか夢のようです。
テレビ、ミニバー、セーフティボックス、バスタブもあって大満足。バスルームのタイルの波のようなデザインも可愛いですし、アメニティはフランスのスパブランド「アンセモナン」。5つ星の「パレスホテル東京」でアメニティとして使われているものです。
当時は英語の説明しかなくて分からなかったのですが、部屋にあるミニバーと冷蔵庫にあるドリンクは全て無料で、地下のお洒落なサウナも追加料金なしで利用できます。至れり尽くせりです。
朝食は1階の素敵なレストランでいただきます。
落ち着いた雰囲気のシャンデリア、古い階段や大きな柱、アーチ状の石積み天井など、このホテルの建物だけでも一見の価値があります。新しいインテリアを合わせるのは 難しいと思いますが、本当に上手で素敵です。
朝食はすべてオーダー式。
メニューから『好きなものを好きなだけどうぞ』と言われたのもビックリ。こんな事は初めてです。
【Menu】
Coffee,tea,milk,hot chocolate,
different juices,fresh pressed orange juice,Secco
Croissant,our selection of breads,
bread-rolls,pretzels
Fresh fruit,fruit salad,muesli,cereals,yogurt,
breakfast cake,buttermilk
Home made mermelade,butter,margarine,
"Philadelphia cheese",Nutella,honey
Salami 2,sausage,ham 2,cheese,
smoked salmon
"Eggs your way":we prepare the eggs any stbreadyle you prefer
"Nürnberger Bratwürste 2",roastbeef,
1 pair of white sausages with sweet mustard
悩んだ末、こちらをいただきました。
温かいものは出来たてを順にサーブしてくれます。他にもトマトやチーズが入ったスクランブルエッグも頂きました。ミュンヘンで食べる機会がなかったニュルンベルク名物の ニュルンベルガーソーセージもいただくことが出来て大満足。 朝から食べすぎです。
その後アクシデントというか私の失態です。
美味しい朝食を食べて浮かれていたのでしょう、部屋に戻って30分くらいは経っていたと思うのですが、貴重品の入ったバッグをレストランの椅子に掛けたまま置いてきたことに気が付きました。これはまずい…と思い急いでレストランへ行くと、きちんと奥の部屋に保管していてくださって、無事バッグが手元に戻って来ました…。本当にありがたいです。
温かいものは出来たてを順にサーブしてくれます。他にもトマトやチーズが入ったスクランブルエッグも頂きました。ミュンヘンで食べる機会がなかったニュルンベルク名物の ニュルンベルガーソーセージもいただくことが出来て大満足。 朝から食べすぎです。
その後アクシデントというか私の失態です。
美味しい朝食を食べて浮かれていたのでしょう、部屋に戻って30分くらいは経っていたと思うのですが、貴重品の入ったバッグをレストランの椅子に掛けたまま置いてきたことに気が付きました。これはまずい…と思い急いでレストランへ行くと、きちんと奥の部屋に保管していてくださって、無事バッグが手元に戻って来ました…。本当にありがたいです。
チェックアウト後の送迎は、最寄りの駅で十分なのに、車で20分ほど先のSteinach駅(シュタイナッハ)Steinach(b Rothenburg ob der Tauber)乗り換え予定の駅まで送っていただきました。
しかも駅の中の待合室まで重たいスーツケースをそれぞれ運んでくださって本当に感激してしまいました。
この後、また私の失態です。
ベルギーのブリュッセルまで鉄道で長距離を移動したのですが、なんとうっかりホテルの部屋の鍵を持って国境を越えてしまったんです…。(朝食の写真の右下にあるゴールドの結構重たい鍵です)
恥を忍んでベルギーのマリオットホテルのコンシェルジュに相談し、ヘルンシュロッシェンへ電話して拙い英語で誤り、鍵を送り返す郵送の手配をすることが出来ました。私は大失敗をしてしまった訳ですが、その際のヘルンシュロッシェンの電話応対は寛大でこれまた感動しました。(ベルギーのコンシェルジュも、とても良い人でした)
この旅はANAのマイルを使って特典航空券での旅行。
ミュンヘン2泊からはじまり、ローテンブルク1泊、その後ベルギー1泊、パリに2泊という3か国、4つのホテルに宿泊するというバラエティに富むプランでしたが、この旅の中で1番楽しく忘れられない思い出はこのホテルの宿泊とローテンブルクの観光となりました。
ホテル 公式ホームページ
デラックスルーム
・「ウッドランド」27平米 チャーチビュー
・「アマリリス」36平米 チャーチビュー
・「バタフライ」24平米 チャーチビュー
・「ゴールデンアップル」29平米 チャーチビュー バスタブなし
スイーツルーム
ジュニアスイート
・「バード」40平米 ガーデンビュー
・「リリー」41平米 ガーデンビュー バスタブなし
シニアスイート
・「チューリップ」57平米 ガーデンビュー バルコニー付き
・「グリーンリーフ」67平米 チャーチビュー
ドイツ旅行をお考えの方は、ローテンブルク&このホテルをぜひ候補のひとつに入れてみてください。
ドイツ旅行をお考えの方は、ローテンブルク&このホテルをぜひ候補のひとつに入れてみてください。