よくばりトラベルプランズ

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ヨーロッパへの渡航に必要な「ETIAS」は2020年から

2020年、ヨーロッパ渡航にETIAS(エティアス)という渡航認証が必要になります。
 
ここ何年かでこのような「電子渡航認証システム」が各国増えてきましたね。
「ビザなし渡航はOKだけど、事前にオンラインシステムで入国許可を取得しましょう」という制度。
 
それぞれ申請については代理店に依頼する方が安い場合、高い場合があるので事前に調べてコストは抑えたいですね。

ETIASエティアス・ヨーロッパ電子認証システム申請01 

EU Travel Information & Authorisation System
 
「ETIAS」とは「欧州渡航情報認証制度」のことで、2016年11月にEUの安全保障を強化する一環としてETIASの導入が決定しました。ここ数年で世界情勢は大きく変わっていますから止むを得ない気もします。このシステムの事前チェックによって入国審査を簡単にすることが目的です。このETIASで許可が出ても最終的な入国可否の判断は入国審査官によって行われます。

ヨーロッパ「ETIAS」
料金:5ユーロ
支払:クレジットカード
1回の渡航:3ヶ月以内
有効期限:5年またはパスポートの有効期限
渡航目的:観光・ビジネス・トランジット
72時間前までにオンライン申請すること
(18歳未満の未成年の場合は手数料はかかりません)

このようなシステムは渡航だけでなく乗継ぎ(トランジット)でも必要になるということに注意が必要ですね。うっかり目的地の国だけを取得して経由地の電子渡航認証取得を忘れてしまったら大変です。最悪の場合、出発する空港から飛行機に乗ることが出来ません。
 
ETIASエティアスヨーロッパ加盟国 
 
ETIASが必要になる国リスト(26ヵ国)
【西欧】イタリア・オランダ・スペイン・フランス・ベルギー・ポルトガル・マルタ・ルクセンブルク
 
 

カナダeTA電子渡航認証  
 
2016年3月15日以降に、電子渡航認証制度が導入されたのはカナダです。
渡航、トランジットの際に「eTA」(イータ)が必要になりました。
オンラインで申請して数分以内に取得可能で、自分で申請した方が安くて早いようです。
 
カナダ「eTA
料金:7カナダドル
支払:クレジットカード
1回の渡航:6ヶ月以内
有効期間:5年またはパスポートの有効期限まで
渡航目的:観光・ビジネス・トランジット
直前でもOKのようですがなるべく早めに取得しておきたい
 

USアメリカESTAエスタ公式ウェブサイト  
 
アメリカは2009年1月12日以降、「ESTA」(エスタ)電子渡航認証システムが必要になっています。
こちらも自分でオンライン申請した方が安くて早いです。認証手続きに時間がかかるので渡米72時間前には申請する必要があります。
 
アメリカ「ESTA
料金:14アメリカドル
支払:クレジットカード
1回の渡航:90日以内
有効期間:2年間
渡航目的:観光・ビジネス・トランジット
渡米72時間前までには申請すること
 

オーストラリアETAオンライン申請20ドル  
 
オーストラリアは「ETAS」(イータス)を取得する必要がありますが、こちらは代理店に早めに依頼すると低価格300円台~に抑えることが出来ます。上記政府の公式ホームページから申請すると20オーストラリアドルかかるので要注意。
 
オーストラリア「ETAS」
料金(代理店経由が安い):300円台~1200円
公式ページの料金:20オーストラリアドル
支払:クレジットカード
1回の渡航:3ヶ月以内
有効期間:1年
渡航目的:観光・ビジネス
(トランジットが8時間以内で空港内にとどまる場合は不要)
 

電子渡航認証の有効期限は、最短のオーストラリアで1年、最長は5年と、ゆとりがあるので旅行日が確定していなくても早めに申請しておくのが安心ですね。