夏のヨーロッパの日照時間はとても長いので
あれこれやりたい、行きたいと思っても大丈夫。
一日が有効に使える気がします。
サマータイム制度を導入している関係でさらに時間がずれて
現地時刻は夜9時くらいの日没になります。
ちょっと日本では想像できませんよね。
ちなみに夏至の日は10時くらいの日没になるそうです。
旅行者にとって日没までの時間が長くなるのは
有難いことじゃないでしょうか。
夜、知らない街を歩くのはちょっと治安面でも怖いですし
何より写真を撮るのが好きな私としては、
明るいと簡単に写真が撮りやすいという点で嬉しいのです。
夕暮れの時間=マジックアワーも心なしか長い気がします。
それから日本ではちょっと見たことがない空の色なのですが、
暗くなってからの綺麗なブルーの空も忘れずに見たいものです。
パリには有名なセーヌ川が流れていますが、
セーヌの周りにほとんどの観光地が点在しているため
見ようと計画しなくても、自然に目に入ることになります。
川にはそれぞれのエリアに合った違うデザインの美しい橋がかかっています。
歴史的なものから、新しい近代的なものまでありますが
どこを見ても絵になってしまいます。おパリです。
夜の長い冬を越えたパリの人たちも待ちわびていたように
その夏の日差しを満喫するようです。
多くの人が仕事帰りに公園のベンチや、
セーヌ川に架かる橋の上でくつろいでいました。
楽しそうに話をしているカップルやビール持参のグループも
毎日たくさん見かけました。
時間だけでなく、心にも余裕が出来るみたいですね。
エコだし、心にも良さそうなのでサマータイム制度、
日本にも導入されたらどうなるのかな・・・と
想像してみるのでした。