少し前のことですが、素敵な友人の結婚式へ出席しました。
<勝手口の可愛いドア>
神戸の洋館と言えば、元町や三宮の六甲山麓の異人館が有名ですが
少し離れた明石海峡大橋を見下ろす垂水区の高台にも由緒ある異人館街があります。
1930年代に、英国の貿易商だったアーネスト・ウィリアム・ジェームス氏がこの自邸を含めて
イギリス人のための住宅地を60邸ほど建てたことで
このジェームス山と呼ばれる高台には今もたくさんの洋館が残っているそうです。
<ジェームス邸の右奥に見える四角い建物が披露宴会場>
友人の結婚式の会場は、そんな神戸の垂水区の高級住宅地に建つ、
塩屋周辺の洋館の代表「旧ジェームス邸」(望淡閣)でした。
イギリス人の建てた邸宅ですが様式は「スペイン風洋館」。
平日はフレンチレストラン、土日祝日は婚礼施設として去年12月にグランドオープンしたばかり。
嬉しいサプライズはジェームス邸の入口で
新郎&新婦がお出迎え、これは感激しました。
受付を終えて、広い庭園に建てられたガラス張りのチャペルへ向かいます。
海の見える高台にあるので、眺望は最高。
チャペルは水に浮かんでいるかのようなデザインでとても綺麗でした。
チャペルの中で待っていると、遠くから新婦とお父様が現れました。
太陽の光に照らされて新婦が一層キレイです。
式が終わると披露宴会場へ移動します。
式場のために建てられた新しい建築物も本館と時代を合わせるような
工夫が随所にされれていてナチュラルな佇まい。
披露宴会場も大きな窓が前面にあり、庭園の緑が背景でとてもゆったり楽しめました。
二次会はジェームス邸の地下にあるバーカウンターとビリヤード場。
「レンガ積みのバー」可愛いモザイクタイルの床がとっても印象的でした。
地下室への入り口も素朴で可愛い。
二次会では、新郎新婦の案内で展望塔へ登って夜景を眺めたり
ジェームス邸内を歩き回り写真を撮らせて頂き、とっても楽しかったです。
一番ゴージャスなゲストルーム
正面入り口から入った階段室。
夜のテラスもいい雰囲気。
洋館の中を隈なく歩きまわらせて頂きました。
建築好き繋がりで仲良くさせてもらうようになった友人の
彼女らしい心温まる素敵な結婚式、幸せいっぱいの姿が見られて
本当に嬉しい日でした。
おめでとう☆
JAMES邸
フレンチレストラン
平日ランチ 11:30~14:00L.O
ディナー 17:30~20:00L.O
第2水曜日&土日祝休み