よくばりトラベルプランズ

よくばりトラベルプランズ

旅行好きのお得な情報探し!実際にかかった時間・料金も記載しています。

パリのオルセー美術館内のレストランで夕食を楽しむ!

美術館にあるカフェやレストランは、オシャレで美味しい上に、カジュアルな服装でも入店できるので、(もちろん、ちょっとおしゃれして行った方がより楽しめるかもしれませんが)とても嬉しいですよね。

例えば、パリのオルセー美術館には、まるで宮殿のような素晴らしい内装の素敵なレストランがあり、そこでは伝統的なフレンチ料理が楽しめます。
    パリ オルセー美術館 レストラン 窓の外 
レストラン・ミュゼ・ドルセー「 Le restaurant du Musee d'Orsay」というフレンチ レストランは、オルセー美術館の2階(フランスでは1階)に位置しています。

美しいシャンデリア、それぞれのお部屋に美しい天井画と金の豪華な装飾が施された、まるで宮殿のような豪華な空間で、気軽に食事を楽しむことができます。

私が利用した時は、シンプルな椅子でしたが、現在はHPを見るとカラフルなガラスのような椅子に変わり、さらに華やかな雰囲気になったようです。
 
このレストランは、1900年にパリ万博博覧会の開催に合わせて建設されたターミナル駅に併設された「オルセー・ホテル」hotel de Orsay ダイニングルームとして1973年まで利用されていました。驚くことに開館から今日まで、その美しさを保っているというから驚きです。

パリ オルセー美術館内レストランの天井画と金の装飾とシャンデリア  
ランチは美術館が休館の月曜日以外毎日楽しめますが、ディナーは木曜のみ楽しむことができます。

私たちは予約せずに19時半ごろに入店しました。夏のパリは夜9時くらいまで明るいですし、地元の人たちはもっと遅い時間に夕食をとるため、並ばずに席に入ることができました。

ヨーロッパは日の入りが遅いため、1日が長く楽しめるのも魅力ですす。

パリのレストランというだけで私は少し緊張してしまいます。また、ディナーのために服も着替えなければならないことを考えると、ここはドレスコードもなく、観光客にとってありがたいお店だと思います。
 
(あくまでも美術館内のレストランで、観光客向けですからお味やサービスの方はあまり期待しすぎませんように)

良いサービスを受けたい方はこちらを実行してみてください
1.入店時は笑顔で挨拶
2.ある程度の服装
3.テーブルの上に物を置かない
4.姿勢・食べ方は美しく
5.チップを忘れずに
 
パリ オルセー美術館内のレストラン内の装飾  
私たちが頂いたのは
  • 冷たいポタージュスープ
  • リゾット
  • プチパン
  • グリルステーキ&フレンチフライ
  • ソフトドリンク

二人で食べた料理の合計は EUR €48.8 で、お手ごろな価格でした。パリではペットボトルのお水が300円もするので、このディナー代金はとてもお得だと思います。

 サービス料込み(Service est compris)か確認して、含まれていない場合は、8~10%のチップをお忘れなく。(地球の歩き方には15%とありますが、それは高級なレストランの場合です)
 
義務ではないという認識で、チップを置かない日本人がとても多いようで、たまに店員から要求されてしまうこともあるのですが、それ程忘れる人が多いという証拠でもあるので気を付けたいですね。

  パリ オルセー美術館レストラン 冷たいポタージュスープ

Le restaurant du Musee d'Orsayオルセー美術館レストラン)
営業時間:
火・水・金・土・日曜 11:45~17:30(ランチは14:45まで)
サロン・ド・テ 15:30~17:30)
 
木曜 ランチ 11:45~14:45、ディナー 19:00~21:30

休業日: 毎週 月曜、1/1、5/1、12/25
オルセー美術館の閉館日に準ずる)
住所: 1 rue de la Légion d’Honneur, 75007 Paris 
最寄り駅: メトロ12番線 Solférino駅、 RER C線 Musée d’Orsay駅

Restaurants and cafés | Musée d'Orsay (musee-orsay.fr)
美術館のホームページにメニューが載っているので事前に何を食べるか決めていくと良いと思います。フランス語と英語と一緒に載ってます。

チェックしてみたのですが、Entrée + Plat (前菜+メインディッシュ)のセット €22 を注文したのではないかと思います 。単品ずつ注文すると内容が異なるかもしれませんが€10は高くなりそうなのでセットがお得かもしれませんね。
 

CARTE
(フランスではメニューのことをカルトといいます)

LES ENTREES ET LES SALADES(前菜とサラダ)

10€ アスパラガスのグリーンスープ、パルミジャーノの泡、セラーノ生ハム
18€ スモークサーモンのホースラディッシュクリームとタラモサラダ添え
18€ クリスピーチキンとシーザーサラダ(ハーフなら13€)
17€ ルッコラタラゴンヨモギ)のジュース(ハーフなら12€)

パリ オルセー美術館レストラン メインプレート リコッタチーズのリゾット クリスピーパルメザン  

LES PLATS(メインプレート)

24€ シーバスの切り身の鉄板焼き、ミックスビーンズとラディッシュの塩レモン
22€ ベアネーズソースとフライドポテトのグリルリブステーキ
20€ タラとコロンナータ・ベーコンと春野菜とワインのソース
18€ 本日のメインディッシュ
16€ エンドウ豆とリコッタチーズのリゾット、クリスピーパルメザン
20€ バスク風ラベルルージュ鶏肉のローストとガーリッククリーム
 
LES DESSERTS(デザート)

9€ 今日のペストリー(パイ、タルト)
8.5€ コーヒー又はチョコレートエクレア
9€  リモンチェッロシャーベット

(Plat + Dessert セットのデザート)
アプリコットタルト
コーヒー又はチョコレートエクレア
プラリネ(ヘーゼルナッツやアーモンド)のスイーツ
ラズベリーのスイーツ

パリ オルセー美術館レストラン メインプレート ベアネーズソースとフライドポテトのグリルリブステーキ 

サロン・ド・テのメニュー
~15:15
15.00€ チーズのトレイ、メスクラングリーンサラダ
15.00€ スモークサーモンのホースラディッシュクリームとクレープ
 
~17:15
10.50€ ペストリー(パイ、タルト) + ホットドリンク(又はフルーツジュース)
ホットドリンク:カプチーノ、紅茶、緑茶、ショコラショー、カプチーノ、ダブルエスプレッソ
フルーツジュース:オレンジジュース、パイナップル、マンゴー、アプリコット
 
スイーツ
9.00€ ペストリーシェフのデザート 
9.00€ アイスフルートリモンチェロ

カフェメニュー

5.40€ カフェ・ビエノア(コーヒー+生クリーム)
5.50€ ダブル・カフェ・クレーム(カフェラテ)
4.70€ ダブル・カフェ・デ・コロンビア
4.90€ カプチーノ
3.90€ カフェ・クレーム(小さいカフェラテ)
2.70€ デ・カフェ(カフェイン抜きのコーヒー)
2.70€ カフェ・エスプレッソ
5.40€ ショコラショー・ア・ラ・キャネル(ホットチョコレート+シナモン)
5.90€ ショコラショー・ビエノア(ホットチョコレート+生クリーム)

MENU(フランス語でムニュは「コース料理」のことです)
ディナーセット Le Menu découverte 57€
前菜・メイン・デザートのフルコースとドリンク付き+美術館のチケットのお得なセットがあるようですがこちらはチケット付きなので要予約のようです。
 
木曜のディナーのみ楽しめるムニュMENU
シェフのYann Landureau考案のグルメメニューは飲み物なしで42€とのこと。

パリ オルセー美術館 外に並ぶ銅像たち 
オルセー美術館には他にも「カフェ・カンパーナ」と「カフェ・ド・ルウス」でひと休みすることが出来ます。カフェ・カンパーナは内装に特徴があるので見るだけでも面白いかもしれません。
 
カフェ・カンパーナ Cafe Campana
2011年のリニューアルで全面改装された美術館の最上階 に位置するセルフサービスのカフェです。セーヌ川から見える大きなガラスの時計の裏あるオシャレなお店です。(ガラスの時計は二つあります)

有名なブラジル出身の現代アーティスト・デザイナーのカンパーナ兄弟によるアール・ヌーヴォー調の「海」をイメージしたインテリアも楽しめます。大きな時計の窓からサクレクールを見ることが出来る素晴らしい眺めとともに、パリのブラッスリーの代表的な料理である、ミルフィーユや、パイナップル・アプリコットなどの各種パウンドケーキも楽しめます。
 
営業時間:
火、水、金、土、日曜 10:30~17:00
木曜日 11:00~21:00

立ち寄りポイント①
カフェの横には屋外テラスがあり、そこからは屋上に飾られた彫刻を間近から鑑賞することができます。また、セーヌ川の対岸にあるルーブル美術館やモンマルトルの丘のサクレクールなどの景色を見渡すことができ、写真に収めてみても良いですよ。

立ち寄りポイント②
最上階にはもう一つ大きなガラスの時計があります。こちらは展示室の奥に位置しており、とても素晴らしい写真を撮ることができます。

美術館の入口から真っ直ぐ地下を進み、突き当りの二つの塔の奥にはエレベーターと、最上階直通のエスカレーターがあります。エスカレーターを利用すれば、直接こちらの時計にアクセスできます。

パリ オルセー美術館前 夜  

カフェ・ド・リウス Cafe de l'Ours
フランソワ・ポンポンの「白熊」の近くにあるセルフサービスタイプのカフェです。
時間帯によっては混雑することもあるかもしれませんが、白熊を見ながらカフェクレーム(カフェオレ)やパンオショコラ(チョコクロワッサン)などを楽しむのは、きっと素敵な思い出になることでしょう。
 
営業時間 9:00~16:45、木曜日19:45まで
 
パリ オルセー美術館 夜 裏側  

ランチタイムに音楽を楽しむ

オルセー美術館の地下には「オーディトリウム」という小規模なコンサートホールがあります。年間を通して12時半からランチタイムのコンサートが開催されています。演奏される音楽は、バッハのソナタや現代的なコンチェルト、オペラ音楽など、幅広い層の音楽家による室内楽プログラムが充実しています。
 
お昼のコンサートは14€とお手頃で、このチケットがあればオルセー美術館の常設展示も見学できます。夜の部は€35です。
 
公式ホームページの「イベント」の「コンサート」に詳細が載っているので、チェックしてください。ネットから予約可能で、イベントの開始30分前までに空きがあれば講堂チケットオフィスで予約することもできます。座席は指定されていないため、早めに会場へ行くことをおすすめします。

オルセー美術館は、絵画や美術作品を楽しむだけでなく、色々と楽しめる施設があるのことが分かりましたね。