京都の紅葉、混雑を避けて訪れたのはこちら。
「鷺森神社」(さぎのもりじんじゃ)です。
叡山電鉄の修学院駅から徒歩10分と、遠くから来る観光客は、なかなか訪れにくい場所。
平安時代850-870年代頃に創設された、由緒ある神社で
昔、神の使いと言われる、鷺が集まっていた場所だそうです。
この紅葉の木の大きさが、その年月を表していますよね。
人が写っているので、比較するとその大きさ分かっていただけると思います。
次は鷺森神社から少し歩いて「曼珠院門跡」(まんしゅいんもんぜき)へ。
門跡寺院の一つで、昔から皇室の方々が門主であったお寺さんです。
(城跡と似た感じで「しろあと」=「門のあと」だと思っていたのですが、全然違いました…><)
鷺森神社も古い神社でしたが、こちらの曼珠院門跡の方がさらに古く
奈良時代728年に創建されたそうです。
大書院前の枯山水庭園は真ん中の亀を表現する亀島がポイント。
こちらは鶴島、樹齢400年の五葉松は
真横に伸びる枝がとても立派で生命力を感じます。
奥の小書院からの眺めも山の斜面に落ちたモミジの葉が綺麗でした。
お寺の中でお抹茶とお菓子を頂きました。
この頂いたお菓子が美味しくて、どこのお菓子なのか気になっています。
抹茶を頂いたばかりだったのに!すぐに小腹が空いて♪
立ち寄った、境内にある「弁天茶屋」で頂いたお蕎麦がまた美味しかった!
お蕎麦を食べるなら「ざる」なんですがこの日はかなり冷え込んでいたので、
我慢出来ず「とろろ」の「温」を注文。
甘みと粘りの強い丹波産丸芋のすりおろしを白ダシでのばしたという逸品。
これがまた想像を上回る美味しさ。丸芋ラヴ。
周囲の人が甘味ばかり召し上がっていたのを「勿体無い」!と思ってしまうくらい。
帰り際、一乗寺中谷で「でっち栗羊羹」も購入し、「今日は大成功だったね」!と
友人と京都の晩秋を満喫したのでした。