よくばりトラベルプランズ

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ブリュッセルの街角で食べた、本物のベルギーワッフルの魅惑

ベルギーと言えば、誰もが思い浮かべるスイーツといえば、豊かなチョコレートと美味しいワッフルでしょう。


初めてベルギーに訪れる人にとっては、ブリュッセルの美しい豪華な大広場「グラン・プラス」は観光の拠点であり、必見のスポットです。

そして、このエリアには、ワッフル店が数多く点在しているため、おいしい自分好みのワッフルを探すのも簡単です。



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2010年8月
「le Funambule since 1867」

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「Le Funambule since 1867」ル・フナンブルは、テイクアウト専門店で、生クリームや苺、チョコレートソースのトッピングがたっぷりのワッフルが人気です。口コミによると、クリームは軽くて美味しいとのこと。また、1€のプレーンタイプもあり、お財布にも優しいです。お店の入口にはヌテラがぶら下がっており、ヌテラ好きにはたまらないお店です。



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Leonidas
レオニダスは、チョコレート専門店として日本でも有名です。1€で手頃なワッフルやプレーンタイプもあります。チョコレートたっぷりかかったワッフルが魅力的でした。食べ比べはできませんでしたが、興味のある方はぜひ試してみてください。



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Manneken 

ベルギーのマネケン発見!?

しかし、思いがけずワッフルとは関係のないベルギー料理店でした。こちらでは、カフェとしても利用でき、お昼からビールも楽しめるようです。もしかしたら、ここでもワッフルが提供されているかもしれませんね。


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旅行中の美味しい食べ物といえば、やっぱり現地の味をその場で味わうことができるカフェでの食事ですよね。食べ歩きも楽しいのですが、今回は、焼き立ての美味しさを堪能できるカフェでワッフルをいただくことにしました。

Maison Dandoy 

今回訪れたのは、メゾン・ダンドワ・ティールーム(メゾン・ダンドア)。
このティールームは、ブリュッセルのグラン・プラスの近くの観光名所「小便小僧」へ向かう道の途中に位置しています。

このメゾン・ダンドワは、1829年に創業され、2階にはティールームがあります。

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ベルギー・ワッフルには
ブリュッセル・ワッフル」と「リエージュ・ワッフル」の 二種類があります。

①「リエージュ・ワッフル」
 丸い形状で、中にザラメ(ワッフル・シュガー)が入っており、しっかり固めな質感です。
②「ブリュッセル・ワッフル」
 四角い形状で、軽くて外はサクサク、中がふわっふわです。

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お店のメニューは、ブリュッセル・ワッフルのページとリエージュ・ワッフルのページに分かれています。

ベルギーは「オランダ語」と「フランス語」が公用語であるため、それら二つの言語と、観光客向けに英語の3言語でメニューが記載されていました。優しいですね。
(東京の大丸店に日本支店がありましたが、その際には日本語のメニューを用意されたようです)

私たちは、遥々本場のベルギーまで来たので、両方の種類を食べてみたいという希望を持っていました。スタッフの方から「イチから作るので時間がかかるよ、大丈夫?」と言われましたが快くOKし、しばらく待ちました。

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そして、飲み物はショコラ・ショー(チョコレート・ドリンク)を注文しました。
とても濃厚で、甘さ十分でした。

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こちらのお店は「*スペキュロス」というシナモン風味のカリカリ触感のビスケットも有名です。
訪問した時は、有名であるということを知らなかったため、お土産に買いそびれてしまいました。

しかしショコラ・ショーに付いてたスペキュロスをいただけたので、良かったです!

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そして、運ばれてきたメインのワッフルは、ザラメが入った丸タイプの「リエージュ・ワッフル&ストロベリー・ソース」です。

焼き立てで美味しいく、そして甘いです。

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こちらが軽くて食べやすい「ブリュッセル・ワッフル&苺&アイスクリーム」です。ソースの苺がつぶれていなくて可愛いらしいですね。

ブリュッセル・ワッフルは、家庭で作ることができ、アイスクリームやソース、生クリームなどをトッピングして楽しむことができるそうです。
最近はホテルの朝食ブッフェなどでも見かけるようになりました。

焼きたてのワッフルは、外はカリカリで中はふんわりとしており、 とても美味しかったです。

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店内は落ち着いた雰囲気で、歴史を感じるつくりになっています。私たちが入店した時間はちょうどお昼でしたが、ほかのお客さんは私たち以外にはおらず、静かでした。
 
入店した最初はスタッフの方がいなかったので、心配していましたが、しばらくすると親切に対応してくれました。
窓が開いていたので、心地よい風が吹いて待ち時間も気になりませんでした。とても居心地が良かったです。
 
頼んだメニューは以下の通りで、料金は2010年8月当時のものです。
CHOCO CHAUD 2.95x2  5.90 
G.LIEGE COULIS FRT  4.10 
GAUF.BXL GLA-FRAIS  6.90 
TOTAL 16.90EUR 
(こちらは2010年8月の料金)

Maison DANDOY
RUE CHARLES BULS 14/18 1000 
BRUXELLES 

(チップはお忘れなく。日本人が多くなってくると、忘れる人が多いため、店員の対応が悪くなる傾向があるそうです。チップはオーダー、サービス、片付けに支払うもので、愛想に対して支払うものではないそうです。もちろん強制ではありませんが、忘れずに渡すことが望ましいです。)

他のお店を知らないため比較はできませんが、とても美味しく居心地も良かったので、また訪れたいと思いました。ブティックの数も増えて、ギャルリー(美しいアーケード)内の店舗がとても素敵そうだったので、そちらへも行ってみたいです。

 

もしブリュッセルを訪れる機会があれば、ぜひこちらのお店に立ち寄ってみることをおすすめします。

ベルギー家庭でのワッフル

以前は、一般のベルギー家庭でも、おやつの時間に手作りのブリュッセル・ワッフルが食べられていたそうですが、 最近ではリエージュ・ワッフルをスーパーで買うお母さんが増えたそうです。

残念なことですが、便利な世の中になり手軽なおやつが増える一方で、手作りのおやつが減っていると感じることがありますね。どの国でも同じ傾向が見られるようです。


*スペキュロス(Speculoos)

ベルギーを代表する郷土菓子で、ベルギーを南北2つに分けた北部側の、ブルージュやゲントを含むフランドル地方フランダース) に伝わるビスケットです。 
フランドル地方:オランダ南部とフランス北部にまたがる地域のこと)

スペキュロスの材料には、カルダモン・ナツメグ・ジンジャー・シナモン・蜂蜜・ブランシュガーなど、 香り豊かでカリッとした食感が特徴です。 


スペキュロスを食べる日

ベルギーでは、12月6日のセント・ニコラス祭(Saint Nicolas)にスペキュロスを食べる習慣があります。
セント・ニコラスは、オランダ語でシンタ・クラース(Sinter Klaas)といい、現在の「サンタ・クロース」の起源になった聖人だそうです。

この日、セント・ニコラスはロバに乗ってやってきて、一年間良い子でいた子ども達にプレゼント、チョコレート、そして聖人をかたどったスペキュロスを配ります。

子どもたちは、ロバへのニンジンとセント・ニコラスへのお酒、そして手紙を暖炉の前に置いて眠るとされています。

ほとんどサンタさんと同じようなものですね。

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Lotus Biscoff

成城石井など輸入食料品店で売っている「ロータス ビスコフ」(Lotus Biscoff)は、非常に似た味と食感をもっているのでおすすめです。手軽にベルギーのスペキュロスを食べられるのは嬉しいですね。

ロータスは1932年、ブーン兄弟によってベルギーの小さな町、レンベークで創業された小さなベーカリーから始まりました。現在、80年以上の歴史を持つロータスは、世界中で愛されるお菓子メーカーとなり、特にオリジナルカラメルビスケット(ビスコフ)は大ヒット商品です。


例えば、私が子供の頃、ワッフルと言えば、ふわふわの生地にジャムやクリームを挟んだコロンバンのワッフルでした。特に小倉と生クリームが大好きでした。

関西に来てからは、「マネケン」の中にザラメがたっぷり入った、しっかりとした生地のワッフルが好きになりました。最近ではコンビニでも手軽に買えて、いつでも食べられるし、美味しいですよね。

こんな風にワッフルについて書いていると、食べたくなってきますね。皆さんもワッフルが食べたくなりましたか?


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今後も楽しい旅のエピソードをお届けできるよう、頑張って書いていきたいと思います。