今回は出発前に海外現地オプショナルツアー予約専門サイト
『Alan1.net』でツアーを予約しました。(現VELTRA)
(50カ国以上ものオプショナルツアーを取り扱っています)
『格安でノイシュバンシュタイン城とリンダーホーフへ!1日観光ツアー<ミュンヘン発>49EUR』
催行会社: グレイライン (Autobus Oberbayern)
【スケジュール】
8: 00 ミュンヘン中央駅 KARSTADT前に集合
10: 00 リンダーホーフ城入場観光(約1時間)
11: 30 オーバーアマガウにて自由散策(約30分)
13: 00 ホーエンシュバンガウ前 ランチ&自由時間
15: 00 ノイシュヴァンシュタイン城入口集合 入場観光(約1時間)
16: 30 ホーエンシュバンガウ出発
19: 00 ミュンヘン到着 中央駅 KARSTADT前にて解散
スケジュールが全く同じで、日本人ガイド付きの
催行会社:JTBのツアーはなんと184EUR!
17EURの入場料込みですが、それを含めて計算しても118EURの違いは大きい。
この英語ガイドの格安ツアーを楽しむためにまとめてみました。
【注意】:以下このツアーに参加する人向けにかなり詳しい説明になっています。
私の失敗談を活かして、この安いツアーを楽しんで来てください。
日本人観光客が多いので、もしものときは周囲の人と情報を交換しましょう。
(デジカメ写真はメモリの破損で消えてしまったので、今回の画像はiPhone写真のみです。)
【1 集合】
まずは駅前のカールシュタットデパート前のバス停での集合。
7:50には到着しておきたいところです。(座席は先着優先です)
ミュンヘン中央駅の目の前にある大きな信号を渡ればすぐ見つけられます。
バスは新しく清潔。イヤホンが配られ、それぞれの言語チャンネルに合わせると
日本語音声ガイドを聴くことが出来ます。(中国語と日本語が同時に流れます)
(バスのエンジンを切る度に元のチャンネルに戻ってしまうため毎回チャンネルを変更する必要があります。)
『取りたい席』
2階建てバスの『2階最前列』は大きな窓で写真を撮るのに最適だと思います。
最前列が無理なら『左側』の座席の方が比較的景色が良かったと思います。
私が参加した2010年8月16日は日本人も外国人も非常に多く、
A英語圏のバスとBその他の国のバス、2台のバスに分かれて乗車しました。
車内でリンダーホーフとノイシュバンシュタインの入場料、ひとり17EURを支払います。
【2 リンダーホーフ城 Schloss Linderhof】
リンダーホフ城は、バイエルン王のルードヴィヒ2世によって建設されたお城。
ルードヴィッヒ2世は3つの城を建造させましたが
(他にノイシュバンシュタイン城、ヘレンキームゼー宮殿)
その中で唯一完成したお城です。
実際に長期的に住居として使用していたそうです。
日本人だけ集められ、入城。
城内では日本語のオーディオガイドを聴く事が出来ました。
お部屋のスピーカーから流れていたので英語の場合もあるかもしれません。
このお城は、規模は小さく外観はシンプルに見えますが
建物内部は豪華絢爛な非常に見応えのあるお城です。
ロココ調の繊細な装飾、美しい天井画は
幼い頃に夢見たお姫様の気分にどっぷり浸れます。
写真はリンダーホーフ城の庭です。馬の鼻と口から三方向に水が吹き出しています…これって美的にOKなんですね。
表のガーデンへ行き、階段を上ったくらいのタイミングでバスへ戻る時間になってしまいます。
この城の庭にあるという噂の『ヴィーナスの洞窟』を観る時間は残念ながらありませんでした。
こじんまりとしているけど可愛いお庭でした。
駐車場からチケット売り場まで3分、そこからお城まで5分で
景色を眺めながら歩くと合計10分ほどはかかると思います。
帰りは遅れないように計算して戻る必要がありました。
途中の湖のほとりに白鳥が出てきたりするので余裕をもって歩きたいです。
(私達は小走りでぎりぎりでした。)
【3 オーバーアマガウ Oberammergau】
その昔、ペストが大流行し多くの命が失われた時に
10年に1度、キリストの受難劇を上演することを誓うと
その後は奇跡的に死者が出なかったという伝説がある小さな村です。
2010年の今年はその上演年にあたり、多くの人が訪れていました。
街の民家の壁には様々なフレスコ画が描かれていました。
どれも新しい絵ばかりで個人的に。。。
エッターラー通り(Ettaler Str.)にある赤頭巾ちゃんやヘンゼルとグレーテルが描かれた家などは時間がなくて観られませんでした。
木彫りなどの土産物屋を見ながら進み、突き当たりの広場に出たら、戻る時間です。
突き当たりの広場の近くにRossmannというドラッグストアがありますので
そこで飲み物などを調達するといいと思います。
【4 ホーエンシュバンガウ城】ホーエンシュヴァンガウ
ルードヴィッヒ2世が幼少期を過ごしたお城です。
バスはノイシュバンシュタインとホーエンシュバンガウ、
両方の城が見えるホテルミュラーの前で停車します。
まずは目の前に見える黄色いお城ホーエンシュバンガウへ。坂道を5分程度上ります。
同じツアーに参加していた人はほとんど見掛けませんでしたが
お庭が綺麗&眺めもなかなか良いのでおすすめです。
城内に入る時間は無いので、歩いて来た坂道を下ります。
【5 ノイシュバンシュタイン城】ノイシュヴァンシュタイン
中世騎士道への強い憧れからルードヴィヒ2世が建造したお城。
彼が謎の死を遂げた2ヵ月後には一般公開され、その頃から観光客が絶えないという白鳥城です。
お城への行き方は3種類あります。
1徒歩 40分
2馬車 20分+徒歩10分(待ち時間15分~1時間)
3シャトルバス(ミニバス)10分+徒歩10分(待ち時間30分~1時間)
1徒歩ならホテルミュラーの前にある小さな階段を登るルートが近道。
2馬車はホテルミュラーの前に乗り場があります。
シュロスホテル・リスル&ヴィラ・イエイガーハウス(Schlosshotel Lisl & Villa Jägerhaus)の前
リスルとイエイガーハウスは道をはさみ向かい合って建っているのでその道に乗り場があります。
おすすめは、往:シャトルバス、復:徒歩 です。
メモリ破損のため、ノイシュバンシュタイン城の写真はこれだけって悲しすぎます。
シャトルバスは絶景が観られる人気のマリエン橋の近く(徒歩3分)に到着します。
ただし、バス乗り場で40分以上待つのであれば、往復:徒歩をおすすめします。
帰りはツアーバスの出発に間に合わせるため、徒歩で下りた方がいいようです。
私達は往復徒歩でしたが、歩きやすい靴であれば大丈夫です。
馬の落し物をよけるのは少し大変です。
ミュラーからノイシュバンシュタイン城まで40分、
お城からマリエン橋まで15分、戻るのに15分
移動だけで単純に70分かかります。途中で軽く食事休憩することを考えると
集合の2時間前にはミュラーから歩きはじめることをおすすめします。
【ランチ】
周辺のレストランでのランチを取ると混雑具合によっては
ホーエンシュバウンガウ城を見に行く時間や
マリエン橋からの『あの有名な美しい景色』をあきらめることになりかねません。
何か持参した方がいいというレビューを読んだので
私達はミュンヘン中央駅の中にあるパン屋さんで前日の夜に購入しておきましたが
残念ながら持参したパンは時間が経ってしまったのでパサパサ。失敗でした。
ノイシュバンシュタイン城までの上り坂の途中に
ドーナツ屋さんやプレッツェル屋さんがあるのでそこで買うのがおすすめです。
近くのベンチや石塀の上に座って食べることになりますがなかなか美味しかったです。
(プレッツェル屋さんの前には大きな休憩所があり、ビューポイントもあります)
【徒歩でマリエン橋へ】
お城まで到着すると右側にマリエン橋へ行く道がありますのでそちらへ進みます。
舗装されていますが平坦な道では無いので頑張りましょう。
私達がこのマリエン橋方面の道に気づいたのは集合の15分前!
荷物を全部私が持ち、夫だけが走って写真を撮りに行きました。
夫の感想は「ひとりなのに『おぉ』と感嘆の声をあげてしまったくらいよかった」とのこと。
このツアーのメインは『マリエン橋から観る景色』と言っても過言では無いと思います。
どうぞ私のようになりませんように。
ノイシュバンシュタイン城とマリエン橋の間にある撮影スポットから。
【城内へ】
チケットに印字されたTournummberが電光掲示板に出ています。
時間になったら入城します。(遅れた人は入れないので時間厳守です。)
同じツアーでも違う番号になってしまい、家族が一緒に入場出来ない人達も居たので
ガイドさんからチケットを受け取る時は同じになるように注意しましょう。
日本語のイヤホンガイドが聞けます。(所要時間30-40分)
城内の撮影は禁止ですが城内からの景色は撮影OKです。
お土産を買う時間は10分程度しかありませんのでパパッと購入して
集合場所のバス停へ急ぎ足で向かいます。
ホテルミュラーの前ではなく、横にバスが停車しています。
多少出発の遅れがあったものの、渋滞している道を回避して時刻通りにミュンヘンのバス停に到着。
おつかれさまでした。
※集合時間に遅れてしまった人は置き去りにされていました!
本当に待たずに出発してしまいますので時間厳守です。