よくばりトラベルプランズ

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リッツ・カールトン日光宿泊ガイド|アクセス、世界遺産東照宮観光&地元グルメを堪能

今回ご紹介するのは、首都圏からのアクセスが良く、温泉も楽しめる魅力的なロケーションに位置する「リッツ・カールトン日光」。

静かな自然の中で贅沢なひとときを過ごせる特別なホテルです。

実際に宿泊した感想を交えながらその魅力をお伝えします。

リッツ・カールトン日光の背景

リッツ・カールトンは1997年に大阪で日本国内第1号をオープン。その後、2007年に東京、2012年に沖縄、2014年京都に展開を広げ、2020年には日光が仲間入り。

さらに、同じ2020年にニセコ、2023年には福岡もオープンし、2025年現在では日本国内で7ヵ所に展開しています。

その中でも日光のリッツ・カールトンは、豊かな自然と世界遺産に囲まれた抜群のロケーションが特徴。訪れるたびにその魅力を実感します。

都内からのアクセス

今回は北千住駅から東武鉄道特急「スペーシア」を利用しました。

乗車賃は座席指定込みで1,360円です。

「スペーシア」は、東京スカイツリーのライティングデザインに着想を得た3つのカラーバリエーションが特徴。「粋(いき)」のブルー、「雅(みやび)」のパープル、「サニーコーラルオレンジ」の3色があり、今回私が乗車したのは、隅田川をイメージしたブルーを基調とした「粋」でした。

2023年7月からは、新型特急列車スペーシアXが登場。車内カフェラウンジでドリンクやスナックを楽しみながら、流れゆく車窓を眺めるのも魅力です。

下今市駅は、蒸気機関車SLが運行されている駅としても知られ、その時代の雰囲気に合わせた昭和初期のレトロな木造建築風のデザインです。ホームの柱や駅名標、木製ベンチなど、懐かしさを感じさせます。

偶然にも隣のホームに蒸気機関車が停車していました!

下今市駅からは東武日光線に乗り換え、約30分で東武日光駅に到着。

北千住から約2時間と程よい距離です。

東武日光駅からは、東武バスを利用して世界遺産の日光東照宮へ向かいます。

東武バスには、冬季限定の割引フリーパス(1,050円)があり、観光に便利です。このパスは有効期間が2日間で、普通運賃で往復するよりもお得です。

ホテルに問い合わせた際にこのフリーパスの存在を教えていただき、大変助かりました。

レンタカーも検討していましたが、冬季は積雪が予想されるため、バスでの移動がより安心だと感じました。

日光の各種バスフリー券|乗車券|東武バスOn-Line

www.tobu-bus.com

ホテルへのアクセスは「25番 ザ・リッツ・カールトン日光」のバス停がホテル前にあります。

世界遺産 日光東照宮の観光

チェックインまでの時間を利用し、まずは日光の代表的な観光地「日光東照宮」へ向かいました。

久しぶりの訪問でしたが、その壮大さと繊細な建築美に再び感動しました。敷地内の歴史的な建物は丁寧に保存されており、訪れるたびに新たな発見があります。

灯篭が並ぶ参道は趣があり、歩くだけで心が洗われるような神聖な感じがしました。

「見ざる聞かざる言わざる」の三猿は鮮やかな色彩が美しく、改めてその教訓の深さを思い出しました。

初めて訪れたのは小学生の林間学校の時。それから長い年月が経ちましたが、三猿の話を今でも覚えていることから、当時の体験がどれほど強く印象に残っていたかがわかります。

絢爛豪華な陽明門は一日中見ても飽きないということから「日暮門」とも呼ばれる門で、500を超える彫刻には平和や教訓が込められています。

さらに進むと、東照宮の正門である国宝「唐門」が現れます。陽明門に比べると小さいものの、江戸時代には将軍に謁見できる者だけが通れる格式高い門とされています。

門は白く、柱には胡粉が使われ、屋根には「昼を守る龍」と「夜を守る霊獣・恙(つつが)」が置かれています。

その奥には拝殿、石の間、本殿が続いています。

右手には家康公の墓所に通じる坂下門があり、そこには伝説的な彫刻職人・左甚五郎の「眠り猫」があります。

「猫の妙術」や「鼠一匹通さない」といった説があり、この猫は平穏や守護の象徴とされています。

日光東照宮、西参道グルメ

東照宮を後にし、西参道茶屋に立ち寄りました。

地元グルメが楽しめる4店舗が集まるこのエリアで、「どらジェラ」(どら焼き×ジェラート)スイーツをいただきました。

タカハシ乳業の低温殺菌牛乳を使ったミルクジェラートがさっぱりと美味くいただきました。
ドラバタを手掛けるのは、下野市を拠点とする『伊澤いちご園』とのことで、次回は「いちごのどらジェラ」を試してみたいと思います。

ランチは西参道を挟んだ向かいのお蕎麦屋「山楽」へ。

おすすめメニューのゆば蕎麦(1,100円)をいただきました。

日光の伝統、何重にも巻き上げたゆばを大豆油であげた「揚げ巻ゆば」がいただけて良かったです。

一般的には湯葉と書きますが、日光は湯波と書くそうです。


夫は日光市のブランド豚、「日光HIMITSUひみつ豚のかつ丼」(1,400円)を注文したのですが、美味しかったようでとても満足していました。

次回の記事では、ホテル到着後のチェックインから、館内の魅力について詳しくお伝えします。

ではまた。