よくばりトラベルプランズ

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現地の人との交流を大切にしたい

海外旅行ではグルメ、観光名所、ショッピングといろいろな楽しみがあると思いますが、それにプラスして「その土地で出会った人とのコミュニケーション」というのも思い出に残りますよね。

日本にいたらすぐ忘れてしまいそうな他愛もない会話の一部も、もう十年以上も前の話なのに忘れられない英単語として残っています。
 
日本と海外の違いはとても多いのですが、日本にいる調子で過ごしていると、気が付かずに相手に嫌な気分にさせてしまって、さらに自分に返ってくることがありますから、今回はそのあたりをおさらいしたいと思います。
 

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買物編
お店に入る時、何か買う時、なんでもとにかく挨拶を!

日本ではお店に入る時に目も合さず、言葉も交わさずに済ましてしまうことは結構あると思います。

お客様第一といったサービスの提供が理想とされていたりもするのなので最初から「店員とお客さんは対等ではない」という雰囲気があるんですよね。

ですから日本ではお客さんは目も合わせず一言も発せずにお店に入り、レジを済ませたりすることもできるのです。
 
でも海外ではそれは非常に気まずいと感じられることが多いんですね。

基本的にお客様と店員(すべての人)は対等であり、どちらが上ということはないのです。

お店に入るときは必ずあいさつをするのが礼儀ですし、その挨拶の感じを見て、あやしい人ではないか?など見定められているので、明るくハキハキと言うことが大切だったりします。


「お客様×店員」ではなく「人間×人間」の関係

海外のショップ店員から「嫌な態度を取られた」という人はきちんと挨拶しなかったり、目を合わさないまま要望だけを伝えたり、横柄な態度を取っていたりすることがあるように感じます。

こちらの対応次第でよいサービスを受けられるのですから、ここは日本とは頭を切り替えておきたいところです。

それから、もしも相手の態度がイマイチでも気にせず自分の行動を通したいところ。人により態度を変えるということは自分でなくなるということです。自分は自分だと思えは相手によって変える必要はありません。
 
そして買いたいものが決まっているなら、店員に相談する方がきちんと扱ってもらえますよ。
 
スーパーマーケットのレジの人にも軽く挨拶をしましょう。
レジが終わったらお礼も忘れずに言いましょう。きっと気持ち良く買い物ができます。


  • 入店(その国の言葉が喜ばれます)
Hi.
Hello.
 
  • いらっしゃいませ(何かお探しですか、お手伝いしましょうか)
店員:May I help you?(How can I help you?)
日本とは違い返事が必要なので答えましょう
Just looking around.(明るく
I’m looking for(探し物).
 
  • レジあいさつ(日本では習慣がありませんがごく一般的なことです)
Hi.
Hello.
 
  • 品物を受け取る
店員:Here. (Here you are.)
Thanks.
 
  • お別れ(こちらから「良い一日」をと言ってもOK)
店員:Have a nice day.
Thanks.You too.
 
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レストラン編

素敵なレストランに行くならオシャレしよう!

日本ですと高級レストランへ行ってドレスコードで断られることはほとんどありませんし、実際にカジュアルな服装の人を結構見かけます。

見慣れているからか他人の服装についてそれ程は気にならない気がします。

高級でクラシカルなホテルやレストランへ入るのに、反対にラフな服装でワザとはずすことがカッコイイとされていた時期もあるのですが、海外では到底考えられないことのようです。
 
お店、ホテル、格式にあった服装で出掛けることは常識で
それも楽しむことの一つであり、私たちが考えているよりも欧米ではドレスコードを大切に考えているのです。

お客さんにとっての風景となるのもまたお客さんという考えから、お店全体の雰囲気を左右するお客さんの服装、外見を厳しい目でチェックしているようです。

ドレスコードが「お店に対する敬意」と考えると自分の店を軽視していると感じれば席が空いていても断ることがあることも理解できないことではないですよね。


よくあるけど気にし過ぎずに
・座席がなぜか奥の方、欧米人はテラス席の目立つ場所へ分けられる(見た目重視の世界)
・席が空いているのに座れない(レストラン予約必須のお店もあります)
 
海外ではお店によい対応を求めるなら、自分がきちんと服装をしていることが基本なのです。ですからきちんとした服装でない時はイメージに合ったそれなりのお店を選ぶことも大切です。
 
男性なら襟付きに長ズボン、女性ならワンピース程度のオシャレをしていけば無難でしょう。

それからレストランの案内などでは要望を伝えたりしない限りはあまり良い席にならないかもしれませんし、お店の雰囲気を良く見せる人を目立つ場所に案内したいお店の意向を感じるかもしれませんから、もし自分がそう見られたいならそういった行動や服装をクリアした上でアピールしてみます。


チップの文化を忘れずに!

習慣のない日本人はチップを忘れる人が多いので、日本人というだけでサービススタッフの態度が悪くなるという噂もあります。

サービススタッフはチップを前提としたお給料なので(そうでないお店も国もありますが)本当に大切なのです。

レストランのチップとは美味しかったとかサービスが良かったから支払うものではなく、料理をサーブして飲み物を注ぎ、使い終えたお皿をさげてくれる、そういったサービスに払うことを前提にチップがあるのです。

ですから「態度がイマイチ…などという理由で払わない」ということはあってはならないことのようです。

店側からすると「大変な問題があった」と捉えられるので注意が必要とのこと。当たり前のお給料をいただけなかったら店員の態度にあからさまに出てくることは想像できます。


東南アジア諸国


日本の統治下にあった国や、戦争相手国の場合
親日が多いと言われている国の中にも、日本人に対してあからさまに非難してくる人もいます。

中には「第二次世界大戦中の日本について悪い面を忘れることはできない」という考えからくるものもあります。

それぞれの人にとっての正義があるので、やめてとは言えないけれど聞くと苦しいです。そんな時は受け流すことが大切です。

笑ってごまかしたりすると失礼にあたる場合もありますし、真剣に聞き過ぎるとさらに責められるかたちになるかもしれないです。下手に質問すると拍車がかかるので良くありません。

私は下手に反応してどういった意図があったかは不明ですが非常に残酷な写真を見せられ、ショックを受けたことがあります。


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大きな心で受け止めよう

冗談なのか紙一重のはなし
変なことを言われたら、日本語でも良いから怒りましょう。身の危険を感じない限りは言うことが大事。

ただし日本語でも同じですが、からかうのと冗談は紙一重です。その人の知識不足による失言かもしれません。冗談だと思えば楽しく過ごせるならそれで良いかもしれません。


各地で間違われる編

最近よくある中国の人と間違われる問題
最近中国人の観光客が急増していて悪気なく間違われているだけなので「ニーハオ」と言われたら「I'm Japanese、おはようございます又はこんにちは」と笑顔で返事をします

日本語に訂正せずに、フランスならボンジュールなどとその国の言葉で返すのもありです。

一番残念
なのは何も返事をしないことです。間違われることはよくあることなので心構えをしておきましょう。


まとめ

ドレスコードも気にして、笑顔であいさつ、いつもの自然な自分でいられない「なんか大変だな…」という感じになってしまったら旅行を楽しめないかもしれませんよね。

これを言ってしまったら気にしなくていいってことになってしまいそうですが、
 
最後にまとめると
人を見て嫌だと感じるのはその人自身(感じる人)の問題で、見られる側の問題ではありません
 
本当は自由で、自分が楽しい、好き、嬉しいを求めて自分にあった場所を選べば肩肘張らずに楽しく過ごせます。

では良い旅を!