早稲田から目白台周辺には、美しい庭園や大学の博物館、歴史ある洋館、和菓子店など、歩きながら楽しめる場所が点在しています。
今回は、早稲田大学周辺からホテル椿山荘東京、鳩山会館、高田馬場まで、実際に歩いて立ち寄った場所をまとめました。
有名な観光地を短時間で巡るというより、建築や庭園、アート、街のお店をのんびり楽しむ散策に向いているエリアです。
営業時間や料金など、宿泊当時から変わっている情報については2026年8月時点の内容に更新しています。
- ホテル椿山荘東京の庭園を散策
- 早稲田大学 會津八一記念博物館
- 早稲田大学歴史館
- 和菓子 nanarica~七里香~
- Rapport antiques + Café
- 鳩山会館
- 高田馬場のとんかつ「とん久」
- 早稲田周辺の宿泊先
- まとめ
目白台「ホテル椿山荘東京」の庭園を散策
早稲田から目白台方面へ歩き、ホテル椿山荘東京へ向かいました。
私が訪れた日は冠木門から入ることができなかったため、正面側へ回って庭園へ入りました。


現在、ホテル椿山荘東京の庭園は、宿泊者またはレストラン・ショップなど館内施設を利用する方が入場できます。
庭園だけを自由に見学する施設ではないため、レストランやショップなどの利用とあわせて楽しむ形になります。
※利用条件は変更される場合があります。最新情報はホテル椿山荘東京公式サイトをご確認ください。

幽翠池や五丈滝を眺めながら、緑に包まれた庭園を上っていきます。
国登録有形文化財の三重塔「圓通閣」

高台に建つ三重塔は「圓通閣」。国登録有形文化財です。
広島県の篁山竹林寺から1925年に移築されたもので、2010年の大改修時に行われた調査では、1420年頃の部材が使われていることが分かったそうです。
平安時代の歌人・小野篁ゆかりの寺院から移されたという歴史も興味深く、深い緑の中に立つ姿がとても印象的でした。
白玉稲荷神社

庭園内には「白玉稲荷神社」もあります。
1924年に京都・下鴨神社にあった社殿を譲り受けて移築したもので、現在の社殿は1989年に改修されています。
無茶庵跡は現在「うな菊」に

こちらは「無茶庵」と呼ばれていた建物です。
室町期の建築と伝えられる古民家を1954年に移築したもので、現在は奈良の老舗料亭・菊水楼による鰻専門店「奈良菊水楼 うな菊」として使われています。
2023年3月にオープンしたため、私が訪れた2022年12月とは利用方法が変わっています。
石焼料理「木春堂」

紅葉の葉が日本家屋の瓦に落ちる景色まで美しく、この時期ならではの風情がありました。
こちらは現在も営業している石焼料理「木春堂」です。

12月中旬でしたが、まだ美しい紅葉を楽しむことができました。
ホテル館内にも立ち寄りました

庭園を歩いたあと、ホテル館内にも立ち寄りました。

広々としたロビーは重厚感があり、どこを眺めても絵になる美しさです。

エレベーターホールも落ち着いた色調でまとめられ、館内全体にゆとりを感じます。


クリスマスシーズンだったため、ホテル棟のロビーにはサンタクロースを乗せた列車が走る華やかな装飾もありました。

館内のショップにも立ち寄り、バウムクーヘンを購入しました。
現在もホテル棟3階にはショップ「セレクションズ」があり、ホテルメイドの焼き菓子やパンなどが販売されています。

バンケット棟のクリスマスツリーとシャンデリアも美しく、いつか宿泊してゆっくり過ごしてみたいと思ったホテルです。
早稲田大学「會津八一記念博物館」

別の日には、早稲田大学のキャンパス周辺を散策しました。
まず訪れたのは、早稲田キャンパス2号館にある「會津八一記念博物館」です。
東洋美術、近代美術、考古学など幅広いコレクションを持ち、入館無料なのも嬉しいところです。
| 開館時間 | 10:00~17:00 入館は16:30まで |
|---|---|
| 入館料 | 無料 |
| 休館日 | 原則水曜日、大学の臨時休業日、年末年始など |
※大学の学事日程などにより変更があります。訪問前に會津八一記念博物館公式サイトをご確認ください。

建物そのものも美しく、展示も思っていた以上に見応えがありました。


訪問時には、富岡コレクションの屏風絵などが展示されていました。


2階では女性画家たちの作品も展示されており、繊細なタッチと美しい色彩が印象に残りました。
私が訪れた際、その展示室は写真撮影不可でした。撮影可否は展示によって異なる可能性がありますので、館内表示をご確認ください。
早稲田大学歴史館

続いて訪れたのが、早稲田キャンパス1号館にある「早稲田大学歴史館」です。
大学の創立から現在までの歩みをたどることができ、大学博物館という枠を超えてかなり見応えがありました。
2026年3月には常設展示の一部がリニューアルされています。
現在の開館時間は10:00~17:00、休館日は水曜日ほか。こちらも入館無料です。

歴史館にはミュージアムショップのほか、「Café Clio(カフェ・クリオ)」も併設されています。
2026年4月のリニューアル後は、コーヒーやドリンクだけでなく、パンケーキやサンドウィッチなどのフードメニューも提供されています。
※開館日・営業時間は変更される場合があります。最新情報は早稲田大学歴史館公式サイトをご確認ください。
和菓子 nanarica~七里香~

早稲田散策で立ち寄って良かったお店のひとつが、和菓子店「nanarica~七里香~」です。
現在も早稲田大学正門前本店で営業しており、早稲田駅前にも店舗があります。

このときは5種類ほどいただきましたが、どれも美味しかったです。

特に気に入ったのが「本わらび餅」。やわらかなわらび餅に、上品なこし餡と香ばしいきな粉がよく合っていました。


本店には小さなカフェスペースもあります。
2026年8月現在は、ほうじ茶と店内の生菓子1つのセットが660円。夏にはかき氷も提供されています。
※最新の営業情報は七里香公式サイトをご確認ください。
Rapport antiques + Café

七里香の近くで見つけたのが「Rapport antiques + Café(ラポールアンティーク+カフェ)」です。

フランスのアンティークやヴィンテージ雑貨、アクセサリーなどが並ぶ独特の世界観のお店で、カフェも併設されています。
現在も早稲田鶴巻町で営業しており、アンティーク家具や雑貨に加え、コーヒーや自家製チャイ、クラフトコーラなどを楽しめます。
※営業日は変わる場合がありますので、訪問前に公式サイトをご確認ください。
目白台から音羽へ「鳩山会館」

洋館建築が好きな方には、音羽にある「鳩山会館」もおすすめです。
1924年に鳩山一郎の自邸として建てられた洋館で、設計は大正・昭和初期を代表する建築家・岡田信一郎。
緑の多い早稲田・目白台周辺の散策から少し足を延ばして訪れるのにぴったりの場所でした。

イギリス風の外観に、開放感のある室内。洋館でありながら、日本の住宅のように部屋同士が大きくつながる独特の設計も見どころです。
小川三知のステンドグラス

館内で特に印象に残ったのが、ステンドグラスです。
作者は、日本の近代ステンドグラスを代表する小川三知。
階段の踊り場には、法隆寺の五重塔の上を鳩が舞う意匠の大きな作品があります。
鮮やかな色彩だけでなく、朱色の部分を二重にして建物を立体的に見せるなど、細部まで工夫されています。

大広間の窓から見える庭の緑も美しく、静かな時間を過ごせました。
| 開館時間 | 10:00~16:00 入館は15:30まで |
|---|---|
| 大人 | 800円 |
| 学生 | 600円 |
| 小中学生 | 500円 |
| 休館日 | 月曜日 祝日の場合は翌日休館 1~2月・8月は休館 |
※2026年8月時点の情報です。最新情報は鳩山会館公式サイトをご確認ください。
散策の最後に、高田馬場のとんかつ「とん久」
散策の最後は高田馬場へ。
高田馬場駅近くのF・Iビル地下1階にある、とんかつ専門店「とん久」に入りました。


この日はタイミングよく並ばずに入店できました。
とんかつはもちろん、添えられていた料理まで美味しく、また訪れたいと思ったお店です。
「とん久」は現在も営業しており、高田馬場駅から徒歩1分ほど。銘柄豚を使ったとんかつを楽しめます。
※最新の営業時間・メニューはとん久公式サイトをご確認ください。
早稲田・目白台周辺で宿泊するなら
早稲田・目白台周辺をゆっくり散策する場合、近くに宿泊して翌日まで楽しむのもよいと思います。
この散策のきっかけになったのが、早稲田大学に隣接する「リーガロイヤルホテル東京」への宿泊でした。
ホテル椿山荘東京とはタイプの異なるホテルですが、早稲田大学に近く、高田馬場駅との無料シャトルバスも利用できるため、早稲田周辺での観光だけでなく、大学関係の用事や出張などでこのエリアに滞在するときにも選びやすいホテルです。
館内はヨーロピアンクラシックの落ち着いた雰囲気で、大隈庭園にも面しています。
アクセスや館内の様子はこちらの記事で紹介しています。
38㎡のエグゼクティブダブルや朝食についてはこちらです。
早稲田・目白台は、ゆっくり歩くのが楽しいエリア
早稲田・目白台周辺は、いわゆる定番の東京観光地とは少し違います。
早稲田大学の博物館や歴史ある建築、美しいホテル庭園、洋館、和菓子店などが点在していて、興味のある場所へ寄り道しながら歩くのが楽しいエリアです。
特に、建築や庭園、アートが好きな方なら、早稲田大学から目白台、音羽方面へ歩いてみると、思いがけず見応えのある場所に出会えると思います。
東京の中心部にありながら緑も多く、急がずに一日を過ごしたいときにおすすめしたい散策エリアです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。