青島神社:魅力的な南の島!ヤシの木と鬼の洗濯板が魅せる神秘的な場所
最初の目的地は『青島神社』です。空港から車で約15分ほどの距離にあります。宮崎県出身の友人におすすめの観光地を聞いたところ、教えてもらいました。
無料の「青島参道南広場駐車場」に車を停めて、徒歩約5分で神社の本殿に到着します。
中央の像は、日本神話に登場する迩迩芸命(ニニギノミコト)と木花佐久夜姫(コノハナサクヤヒメ)の家族団欒像です。
弥生橋と青島、鬼の洗濯板として知られる波状岩も見ることができます。
青島神社に渡る橋の手前には、浦島太郎伝説のモデルとされる古事記の神話に登場する山幸彦と豊玉姫が恋文をやりとりした伝説の場所として、幸せの黄色いポストがあります。ここは撮影スポットとしても人気です。
青島に架かる橋『弥生橋』を渡ると、砂浜には灯篭が置かれていました。
島を囲んでいる鬼の洗濯板として知られる波状岩は、やわらかい泥岩と硬い砂岩が交互に積み重なった地層(砂岩泥岩互層)です。地球のプレートの動きによって地層が傾きながら隆起し、波の力で浸食され、波状の美しい模様が露出しています。
よく見ると、人工物のような規則的な模様や独特な形状があり、興味をそそられました。
立派な鳥居をくぐって進みましょう。
海に向かって獅子と狛犬が置かれ、その間には朱色の美しい門が見えてきました。
亜熱帯植物のビロウと青い空の中に映える朱塗りの神門が美しいです。
神門には「鴨就宮」という扁額があります。青島がかつて「鴨就島(かもつくしま)」と呼ばれていたことに由来しています。
神門をくぐると、美しい朱色の拝殿が現れます。お参りをして、右手奥に進んでいきます。
絵馬が掛けられた小道を歩いて進みます。
途中、倒木もありますが、くぐり抜けて進みます。
奥に祠がありました。ここは青島の中心部で、元宮(もとみや)として知られ、今も多くの人が訪れる場所です。
元宮の奥には、天の平瓮(あめのひらか)『投瓮所(とうかしょ)』があり、素焼きの盃を投げて、石で囲まれた盤境に入れば願い事が叶い、割れれば開運厄除けと言われています。
青島は亜熱帯性植物の群生地で、200種類以上もの自生植物が見られ、そのうち27種類は熱帯や亜熱帯の植物だそうです。
境内は、熱帯ジャングルを思わせる木々や周囲を囲む波状岩と共に、神秘的な雰囲気が漂っていました。本当に素敵な場所です。
潮の満ち引き時間を把握!鬼の洗濯板を目撃しよう!
『鬼の洗濯板』は干潮の時にしか見ることができません。わたしは潮の満ち引きの差が最も大きい『大潮』の日に訪れました。
午前9時20分頃には、しっかりと波状岩を確認することができました。潮位が約100cmほど低い状態であれば充分に見ることができるでしょう。
行かれる際には、『海天気の青島海水浴場』のウェブサイトで潮位をチェックすることをおすすめします。
以下に続きます。