よくばりトラベルプランズ

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【ザ・ゲートホテル両国 by HULIC】シーニック ハリウッドツイン宿泊レビュー:美景と贅沢なひととき

今回は、最近素晴らしいホテルでの宿泊経験を共有したくて、ブログ記事を書きました。

「THE GATE HOTEL RYOGOKU」に泊まってきたんです!

この記事では、ホテルの魅力やおすすめポイント、そして素晴らしい宿泊体験をご紹介します。

【アクセス】

〈電車〉
JR中央線・総武線
「両国」駅西口から徒歩3分。隅田川沿いに位置しています。地下鉄の大江戸線「両国」駅A3出口からも徒歩7分でアクセス可能です。

また、都営地下鉄浅草線「蔵前」駅A1a出口からは徒歩11分と少し距離がありますが、利用することも可能です。

蔵前のエリアは、倉庫をリノベーションしたおしゃれなレストランやカフェが点在するエリアでの散策も楽しむことができます。

〈船の旅〉ヒューリック両国リバーセンター へ

〈水上バス〉

ヒューリック両国リバーセンターの2階には、浅草・お台場クルーズの水上バス「東京水辺ライン」の発着所と待合所があります。船でのクルーズを楽しみながらホテルにアクセスできるなんて、非日常の体験が待っていますね。

さらに、TOKYO WATER TAXIを利用することもできます。通常のアクセス方法では味わえない魅力が満載です。

水上バス「東京水辺ライン」

浅草・お台場クルーズ (急行便・各駅便・直行便)

両国リバーセンター(急行)
墨田区役所前・・・東京スカイツリー
浅草二天門(急行)・・・浅草
越中島・・・月島、門前仲町
聖路加ガーデン前・・・築地
ウォーターズ竹芝(急行)・・・浜離宮
お台場海浜公園(急行)・・・お台場

 

さらに、夜にはナイトクルーズの「2大タワー周遊便」も運航されています。18時または19時に発着するクルーズは、夜景を楽しみながらの特別な旅にぴったりです。ぜひチェックして、素敵な夜を過ごしてみてください。

JR両国駅と旧駅舎のNOREN

JR両国駅には、大相撲の本場所で最高優勝を果たした力士に贈られる「優勝額」が飾られています。

さらに、本場所の大相撲興行の際、一定の入場者が達成されると国技館内に掲げられる「満員御礼」の垂れ幕が展示されています。


出典:JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社 (jreast.co.jp)

旧駅舎のアーチ型の3連窓が特徴の建物は、レトロ感があり魅力的です。


出典:-両国-江戸NOREN:ジェイアール東日本都市開発 (jrtk.jp)

1929年に建造された歴史的な旧両国駅舎は、2016年に「‐両国‐ 江戸NOREN」としてリニューアルオープンしました。

観光案内所、レストラン、コンビニなどが集まる施設になっています。

中に入ると、江戸風の街並みが再現され、その中央には日本相撲協会監修の本格的な土俵が設置されています。

両国国技館の雰囲気を味わうことができる素敵なスポットです。

お土産物ショップも充実しており、大相撲観戦名物の「国技館やきとり」や、両国江戸NOREN限定のトーキョーサイダーなどが手に入ります。

駅舎を出ると、目に飛び込んでくるのは、相撲の殿堂「両国国技館」です。その奥には、大規模な改修工事中の江戸東京博物館が佇んでいます。

建物の威容に圧倒されながら、階段を上り、近距離から国技館を観賞してみましょう。

両国国技館に面した国技館通りのゆるやかな坂道をのぼると、ホテルが見えてきます。

 

ホテルのレセプションは2階にあり、エスカレーターで上がると、川辺へ至る「すみだリバーゲート」が出迎えてくれます。

ゲートに立つと、両国国技館の迫力ある姿が目に飛び込んできます。この非日常的な光景は、心に深く刻まれることでしょう。

THE GATE HOTELの魅力

「ザ・ゲートホテルシリーズ」は全国に4か所展開されており、ヒューリックが手がける高級旅館「ふふ」シリーズとともに、日本の伝統とモダンなラグジュアリーが融合した施設として注目されています。

2012年には「ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC」、2018年に「ザ・ゲートホテル東京 by HULIC」、2020年に「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC」と「ザ・ゲートホテル両国 by HULIC」がオープンしました。


出典:ザ・ゲートホテル by HULIC 【公式】 雷門 | 東京 | 両国 | 京都 (gate-hotels.com)

これらのホテルは、異なるデザイン会社によってデザインされています。

雷門は「内田デザイン研究所」、東京は「ゲンスラー・アンド・アソシエイツ・インターナショナル・リミテッド」、京都高瀬川は「SCDA」、
両国は「タイムレス」がインテリアを担当し・アートは「インターカルチャーアート(ICA)」が手掛けています。

ザ・ゲートホテル両国

「ザ・ゲートホテルの両国」は、東京都墨田区横網に位置しています。

 

この場所は、相撲の聖地として知られており、「横綱」(よこづな)という地名が示しているのだなと関心していましたら・・・

 

? なんと横綱ではなくて横網(よこあみ)でした。

 

諸説ありますが、この地域は江戸時代初期に海苔干場があり、海苔採り網を干す風景から「横網」という地名がついたと言われています。

ホテルのシンボルマークは、漢字の「門(ゲート)」をモチーフにしています。

エントランス&レセプション

1階のエレベーターホールに足を踏み入れると、そこには目を引くカラフルなアート作品が壁面に飾られています墨田川の川辺に散らばる石ころをイメージしたガラス製のオブジェ。今村知佐氏によるデザインです。

その間に、2つのブロンズ色で輝く桜のアート作品が光っています。錺金具でシックな中にも華やかさを演出しています。塩澤政子氏による作品です。

ホテル全体のデザインコンセプトは「TIME&RIVER」。変わりゆく街の中で、流れ続ける隅田川と共に過ごすひとときをテーマにしています。

建物内部は、江戸時代からの伝統と水辺の美しさを反映させたインテリアやアートで彩られています。

エレベーターホールの壁には、上品な高級感を持つ京瓦の三角錐が使用され、独自の雰囲気を醸し出しています。

また、レセプションカウンターの横には、ガラス製のオブジェが優雅に吊り下げられており、光と影が水の波紋のように美しく広がっています。

チェックインは14:00から可能で、チェックアウトは11:00となっています。長めの滞在時間を楽しむことができるのは、旅行者にとってうれしいポイントでしょう。

室内は落ち着いたトーンで統一されていますが、オレンジ色のライトが心地よい温かさを与え、居心地の良さを感じさせます。

エレベーターに乗って客室に向かいます。セキュリティのためにルームキーが必要です。

客室のエレベーターホールにも、波紋を描いたロンデルガラスアートが配置されており、各階ごとに異なるデザインが楽しめます。

 

ホテルの客室は 8タイプ用意されています。

THE GATE - 61m² - 9階 - スイートルーム - 墨田川ビュー
Classy - 36-38m² - 5-8階 - 墨田川ビュー
Scenic - 31-34m² - 各階 - コーナールーム(※宿泊した部屋)
Essential - 24-29m² - 4-8階 - 墨田川ビュー、国技館ビュー
Authentic - 21-24m² - 4-8階 - 両国国技館ビュー
Modest - 16m² - 4-8階 - ワーケーション
Wits - 36-38m² - 4階 - 和モダンタイプ
Minimal - 25-26m² - 4階 - 和モダンタイプ

シーニック ハリウッドツインルーム

今回の宿泊では「Scenic(シーニック)」の部屋に滞在しました。この部屋は、角部屋で眺望が楽しめる特別な空間です。両国国技館ビューや墨田川ビュー、そして東京スカイツリーの景色を楽しむことができます。

部屋のレイアウトは計算されており、機能的な使い勝手が光ります。

ゲートホテルは、ツインよりもキングの部屋方が広いのが特徴です。

例えば「シーニックハリウッドツイン」は31m2ですが、「シーニックキング」は32-34m2と広くなっています。

広いスペースでのくつろぎを求める方にキングがおすすめです。

部屋に足を踏み入れると、そこには水の循環や時間の流れを象徴している、藍染めの和紙アートが飾られています。

アートの右側には、クローゼットとミニバーが配置されています。

クローゼットにはアイロン、アイロン台、洋服ブラシ、スリッパ、ラゲッジスタンドといった標準的なアイテムが備わっています。

ミニバーにはネスプレッソコーヒーマシンも設置され、カプセルが4つとホテルのオリジナルミネラルウォーター2本が用意されています。

また、ポットとアイスペール、ホテルのロゴが入ったグラスとマグカップも備えられています。

カウンター下の薄い引き出しには、トワイニングのセイロンティーやアールグレイティー、千代田園の煎茶、砂糖、クリーム、ティースプーンとティーバッグトレイも用意されています。

下段には冷蔵庫があり、一番下の段の引き出しはセキュリティボックスが内蔵されています。

奥にすすむと、フルハイト窓が2面に配置され明るくて落ち着いたインテリアが広がっています

(窓からは旧古川庭園とスカイツリーが見えています)

壁には50型のテレビが設置されており、キャメル色のカウチレザーソファから眺めるのにちょうどいいサイズ感です。1人用のチェアも背もたれに包まれていい感じです。

窓際にはシャープの空気清浄機も置かれています。

ベッドは英国王室御用達ブランド「スランバーランド」のオリジナルベッドマットレスです。柔らかな寝心地で、快適な眠りをサポートしてくれます。

ナイトウェアは二重ガーゼの上下セパレートタイプで、肌触りが柔らかく、かなり快適でした。

ベッドのヘッド側の壁には、同じくキャメルカラーがポイントのウォールペーパーがおしゃれ感を演出しています。

ベッドの横には、デスクと丸いミラーがあり、奥行きは狭めですが仕事もできそうです。

デスクには3in1タイプの充電ケーブルも備えられており便利でした。 

ベッドサイドの照明のコントロールパネルは使いやすく、充電も可能です。

ベッドサイドの窓からは、いつでも両国国技館が迫力をもって鎮座しています。

ソファ側の窓からは、墨田川や東京スカイツリー、そして旧安田庭園の景色が見渡せます。

ウェットエリア

ウェットエリアの洗面とトイレの間に扉はなく、ウェットエリアの手前にドアが設置されています。

洗い場付きのバスルームには、椅子と桶が用意されています。また、疲れを癒すバスソルト(エプソムソルト)が用意されているのも嬉しいポイント。

シャワーは、ドイツの「ハンスグローエ」のシャワーヘッドを使用しています。

シンクの前に椅子が置かれており、メイクやスキンケア、その他のお手入れをゆったりと行うことができます。

バスアメニティは、国産の自然派スパコスメブランド「ゼミド(GemiD)」とのホテルオリジナルコラボ商品が提供されています。

ダージリンティーの香りが漂うアメニティは、リラックスした気分に浸ることができます。

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープに加えて、小さなハンド&ボディクリームも提供されています。

アメニティは充実しており、コットンセットやシェーバー、ヘアブラシ、ヘアバンド、歯ブラシなどが揃っています。旅行中に必要なアイテムが手に入るので、快適に過ごせることでしょう。

最上階テラス&ラウンジ

9階に位置するテラス&ラウンジは、宿泊ゲスト専用のオアシスです。

ラウンジの手前には展望デッキも併設されており、そこから広がる開放感ある空と、遠く流れる墨田川の風景を思う存分楽しむことができます。

ゆったりとした空間で、都会の喧騒を離れて穏やかな一時を過ごすことができるでしょう。

ラウンジの入り口にも、錺金具アートが飾られています。

屋上デッキからは、開放的な景色の中で墨田川が一望できます。

国技館の大きな屋根を俯瞰することができます。江戸東京博物館も、ここからなら見ることができます。

また、美しい東京スカイツリーも一望でき、パノラマの景色を楽しむことができます。そして夜には、美しい夜景を楽しむことができる、まさに最高のビュースポットと言えるでしょう。


「Anchor Ryogoku Riverside」のスタイリッシュな朝食

アンカー両国リバーサイド

営業時間:
 朝食: 6:30〜10:30 (L.O.10:00)
 ランチ: 11:30〜14:30 (L.O.14:30)
 ディナー: 17:00〜22:00 (L.O.21:30)

料金:
 朝食料金: ¥3,300(宿泊者特典¥2,800)
 ランチセット: ¥2,200
 シェフズディナー: ¥6,300

天井は高く、開放感溢れる広々とした空間が広がっています。

約1万個のガラスビーズで彩られたシャンデリアがあり、その光が川のきらめきをイメージしています。

バーカウンターの壁には、流れる水をダイナミックに表現したアートワークが飾られ、目を引きます。

蜂蜜はこちらのハチの巣からサーブされています。

壁沿いに並ぶソファ席は、同じ方向を向いて座ることができるので、景色を眺めながら会話も弾みます。

レストラン内の照明は程よく抑えられており、墨田川の美しさを引き立て、食事をよりリラックスした雰囲気で楽しむことができます。

朝食メニューは、スターターとしてフレッシュオレンジジュース、ヨーグルト、フルーツ、自家製マーマレード、蜂蜜、コーヒーまたは紅茶が用意されています。

特に新鮮なフレッシュオレンジジュースは何度もおかわりしたくなるほどの美味しさです。

バターもこだわりが。

エシレではなく、ブルターニュ地方産の発酵バター、ボルディエのバターが提供されました。このバターは世界のトップシェフたちも愛用する逸品として知られています。

ミネストローネスープと3種のパン(バゲット、クロワッサン、食パン)はおかわり自由です。特にクロワッサンは絶品です。パンは東向島の「トムトムベーカリー」から焼きたてが提供されているそうです。

 

そして、メインディッシュ。選べる3つから一皿を選びます。

・フレンチトースト
・エッグベネディクト
・スモーブロー

私たちはフレンチトーストとスモーブローを選択しました。

メイン料理には、桑原ハムのハム&ソーセージとサラダも付いています。

両国限定オープンサンド「スモーブロー」は3種類の味を楽しめます。
・イタリア式燻製しない生ハムのプロシュートと柿(季節により異なる)
・コンビーフと半熟卵
・海老と自家製タルタルソース

見た目もおしゃれで、女性にも食べやすいちょうどいいサイズ感です。

フレンチトーストは、デニッシュパンにシナモンバターとメープルシロップ、ベーコンの塩味が絶妙に調和しています。

ホテルのオリジナルアイテム



ホテルオリジナルのアイテムは、レセプションで手に入ります。

えんじゅの花から採れた贅沢な巣蜜「Honeycomb」、朝食でも提供されている「Orange Spread」、ホテル自慢の味わいを自宅でも堪能できるレトルトカレー「THE GATE Curry」、「オリジナルブレンドコーヒー」、火やオイル不要のフレグランス「Scent Sticks ~THE GATE~」、「ホテルオリジナルナイトウェア」など、魅力的なアイテムが用意されています。

 

環境への配慮が感じられるホテル

ホテルが環境への配慮を大切にしていることも魅力のひとつです。

施設内の空調には、夏は冷たく、冬は温かい河川の水を活用しているそうです。

環境に優しいアプローチが感じられるこの取り組みは、ホテルの魅力を一層引き立てています。

ホテル周辺の美味しいグルメや観光スポットもチェック

ホテル周辺の近くで食事を楽しみたい方も多いでしょう。近くにはビブグルマンに掲載されたとんかつ「はせ川」など食事を楽しむことができる店があります。

私たちは秋葉原のとんかつ「丸五」に行きましたが、残念ながら厨房機器の故障で休業していました。(2022年11月27日)

 

大名庭園「旧安田庭園」を散策

そして、ホテルから歩いてわずか1分、お部屋からも望むことができる美しい日本庭園「旧安田庭園」への散策もおすすめです。

案内に従って北門から入場しました。

庭園の池や植物は手入れが行き届いており、美しい日本庭園を堪能できます。

広さはそれほど大きくありませんが、緑に囲まれた静かな空間で癒されました。

庭園の隣には刀剣博物館もあり、歴史と文化を楽しむことができます。

周囲の景色と共に、日本の美を存分に楽しんでみてください。