世界的に有名な「ウェスティン」の横浜に実際に宿泊してきました！新しい街並みや観光スポットを楽しみつつ、ホテル内の施設や部屋、クラブラウンジ、レストラン朝食を満喫しました。部屋はゆったりしており、ヘブンリーベッドの寝心地は最高で、何よりもクラブラウンジでの食事は品数も豊富で、味も美味しかったです。そして特に朝食は充実しており、また行きたいと思わせる内容でしたので、是非チェックしてくださいね。
ロケーション
周囲は高層ビルが立ち並ぶオフィス街のような街並みの印象がありますが、清潔でゆとりのある歩道に新しい建物が並ぶ美しい大通り「みなとみらい大通り」を歩くと、大きな青空がよく見え、爽快な気分になります。
お店はそれほど多くはありませんが、カフェやレストランなどは、周囲のビルに併設されています。また、必要なものがあれば、近くのコンビニで購入できます。ただし、24時間営業していない店もあるのでご注意ください。
ホテルは、みなとみらい大通りに面していて、近くには、ぴあアリーナMMやKT Zepp Yokohamaなどライブ会場や、多くの美術館、博物館があり、楽しめるスポットがたくさんあります。
乗り物に興味がある方は、「日産グローバル本社ギャラリー」無料、「原鉄道模型型博物館」1000円、「京急ミュージアム」無料（要予約）、「首都高MMパーク」無料、「三菱みなとみらい技術館」500円、など多くの場所があります。
また、新しい技術に触れたい人は、資生堂の「S/PARK Museum」無料、、LGエレクトロニクスの「YUMESAKI GALLERY」無料、などの企業が提供するミュージアムもあります。
お子様と一緒の場合は、「横浜アンパンマンこどもミュージアム」2200円～、村田製作所の「ムラーボ！」無料、「コニカミノルタプラネタリウム」1600円～、などもあります。事前に訪れたい場所を決めておくのも良いでしょう。（なお、入場料や予約など、詳細な情報は事前に確認しておくことをおすすめします）
私は「日産グローバル本社ギャラリー」で、EV2シーターのコンセプトカーのマックスアウト（Max-Out）を見学しました。その他にもたくさんの展示物があり、とても楽しい時間を過ごせました。
アクセス
「ウェスティン横浜」へのアクセスは、横浜駅から徒歩で15分程度かかりますが、比較的アクセスは良好です。グーグルマップの案内ルートでは首都高速神奈川1号横羽線沿いを通るように案内されますが、遠回りで景色もあまり良くありませんので、注意が必要です。
横浜駅から歩く場合は、「SOGO」→「はまみらいウォーク」→「日産グローバル本社ギャラリーのNISSANウォーク通り」→「みなとみらい大通り」というルートがおすすめです。（NISSANウォークの通行可能時間は4:30～25:15です）
みなとみらい線を利用する場合は、「新高島駅」や「みなとみらい駅」から両方とも徒歩6分で到着できます。大きな荷物を持っていたり、歩くのが苦手な場合はこちらもおすすめです。
建物
「ウェスティン横浜」は帆船をイメージした建物で、みなとみらい側から見るとキャンチレバー式（片持ち式構造）になっています。6階から23階までの高層部の片側が浮いており、低層部にはオープンスペースがあります。
建物の外観は、深い軒やルーバーが使われ、影ができることで太陽光線が柔らかく取り込み、優美な印象を与えます。また、周辺の景色と調和するような美しいデザインで、みなとみらい地区の風景と一体になっています。
コンセプト
ウェスティン横浜は、健康的なライフスタイルをサポートする、イートウェル（よく食べる）、スリープウェル（よく眠る）、フィールウェル（気分よく）、ムーブウェル（よく動く）、ワークウェル（よく働く）、プレイウェル（よく遊ぶ）の6つの柱を軸に、豊かな自然を取り入れた上質なリラックス空間を提供しています。
フィットネスジム、屋内プール、ジャグジー、サウナ、スパなどの施設を完備し、「ウェルビーイング」心身共にリフレッシュできる快適な空間を提供しています。また、地元の食材を使用したレストランや、環境に配慮したアメニティなど、SDGｓを意識したサービスも展開しています。
エントランス
水音が心地よい気品あるエントランス空間。1階にはソファが並ぶロビーがあります。このゆったりとしたスペースは、ホテル利用者にとっては嬉しい場所ですね。ホテルの外にも水の流れるオブジェがあります。
ロビーには、水引をモチーフにしたのような和テイストのオブジェが置かれており、建物の中からは、緑が良く見えて心地よい空間になっています。
階段やエレベーターホールは全体的に石や木目調で優しい空間を演出しています。
１階からは、宿泊者専用と外来用のエレベーターがあります。私たちは3層吹き抜けから自然光が差し込む美しいエスカレーターに乗り、３階まで昇りました。（2階はありません）
ホテルのレセプション、フロントカウンターは最上階の23階にありますので、エレベーターに乗り換えます。
エスカレーターから来ると、左右に植物を感じられる空間になっています。
3階のエレベーターホールはモノクロでシックな大人のテイストになっています。
館内施設
1階 エントランス、ロビーエリア
3階 ブラッスリー・デュ・ケ（フランス料理）、喫水線（創作和食）
4階 宴会場、会議室、チャペル樹
5階 フィットネスジム、プール、スパ
6階から12階 長期滞在型ホテル「アパートメントベイ横浜)」（※入口は別）
22階 クラブラウンジ
23階 レセプション、ロビーラウンジ、シュガー・マーチャント（アフタヌーンティー、船型ケーキはテイクアウト可）、アイアン・ベイ（グリル料理）、コード・バー
23階のロビーラウンジは、テラスがあり、明るく開放的な空間です。たくさんの人がアフタヌーンティーを楽しんでいて、ロビーラウンジのソファにもくつろいでいる方が多かったです。心地よい素敵な空間でみなさん思い思い楽しまれていました。
雲をモチーフとしたシャンデリアと窓際の縦格子のパーティションが波のような曲線を描いていて美しいデザイン。レセプションの壁にはグリーンウォールが設置されていて、癒しの空間を演出していました。
眺望も素晴らしく、遠くまで見渡すことができます。天気の良い日は富士山も望めるそうです。
4階エレベーターホール入口
4階のエレベーターホールには、チャペルや会場がある階らしくお祝いに相応しいイメージの、金の池に金魚と桜の花びらが描かれた絵画が飾られています。
5階ウェルネスフロアのウェスティンガーデン
ウェスティンガーデンはそれほど広くはありませんが、緑と広い空が心地よく感じられる場所です。
部屋
アサインされたベイルーム・キングのお部屋に向かいます。
エレベーターホールのダウンライトが木漏れ日のように落ち着いた空間を演出していました。
廊下の絨毯は波打ち際のようなデザインです。
インテリアデザインは、英国ロンドンのGA デザイン・インターナショナル社が手掛けており、貿易港・横浜をインスピレーションにしているそうです。室内と外界との「つながり」をコンセプトにしています。
今回の部屋は、17階の建物の中央に位置する部屋で、広さは42平米でした。エレベーターホールが目の前にあり、すぐ部屋に入ることができました。
部屋の中に入ると、壁にはサンド・ダラーのようなお月様のようなオブジェがありました。
天井には、さきほどのエレベーターホールと同じく「森林浴」をモチーフにデザインされたオリジナル照明器具が設置されていて、柔らかな光が室内を照らしていました。
廊下の左側にクローゼット、右に洗面、トイレ、バスルームがありました。
部屋の内装は、優しい色合いとカーブが多く取り入れられたデザインで、ミニバーや椅子にも丸みがありました。
タオル地のバスローブは肌触りが良く、もう一枚はクローゼットに収納されていました。
洗面左側には、可動式の拡大鏡が設置されていました。
バス＆トイレは、床や壁が石でつくられていますがサラサラと優しい肌触りでした。お風呂のレインシャワーはヘブンリーバスのものです。
バスアメニティは、ウェスティンオリジナルのヘブンリースパのホワイトティーで、いい香りです。アロエ配合で肌や髪にも優しい使用感でした。
ノルウェー発祥の「ノルダック・プレミアムウォーター」は、リサイクルのボトルに充填されたタイプで、専用ボトルを持ち帰った場合は2500円の追加料金がかかるそうです。
優しい色調のマグカップはノリタケのマイトーンで、セミマットな質感です。
部屋には、空気清浄機も備えられています。
ベッドは、「雲の上の寝心地」と称される次世代モデルの「ヘブンリーベッド」で、ヘッドボードはやわらかな素材で、壁にはさざ波のようなデザインが施されています。
また、ベッドサイドの飴色のランプも素敵です。サイドテーブルには、ウェスティンのラベンダーバームが用意されています。このバームは、就寝前にこめかみや手首に塗ると優しい香りで、リラックス効果のあるオイルです。
窓際にはソファーがあり、そこから景色を眺めながらくつろぐことができました。苔盆栽が置かれておりそれも癒されます。日本らしさも感じられ、長持ちする苔が選ばれたようです。
ナイトウェアは上下セパレートタイプのワッフル地で、着心地も良かったです。
アメニティは一通りは揃っており、ミニバーにはグラスも用意されています。
ルームライトを落として眺めると部屋からの夜景が綺麗で、月も見ることができました。ベイサイドルームというカテゴリーに属しているため、海を探してみましたが、写真では見つけられないかもしれませんが、右の通りの奥、建物の隙間に海を見つけました。
部屋には最新型のセンサーが導入されており、使用電力をコントロールしています。つまり電気をつけっぱなしで出掛けても、センサーによって自動的に電源が切れ、使用電力を抑えることができるシステムが採用されています。
クラブラウンジ
クラブラウンジのカクテルタイムは2部制でした。
①17時～18時半 ②19時半～21時
ラウンジは467平米と広く、ゆったりと過ごせます。
カクテルタイム開始と同時に行列ができるため、はじめは料理を取らずにドリンクを楽しんでから食事に移行すると、より優雅に楽しめると思います。
フードの種類は豊富で、チーズ、オリーブ、鴨ロースト、ドライフルーツ、サラミ、サラダ、バーニャカウダ、チキングリル、かまぼこ、切り干し大根、炊き込みご飯と味噌汁まで揃っており、満足できる内容でした。
カレーも人気のようですが、お腹いっぱいで食べられなかったので次回は挑戦したいです。
赤いドリンクは、モクテル「クランベリーアップルスカッシュ」を作っていただきました。爽やかでおいしかったです。
また、スイーツも豊富で、アールグレイケーキ、マンゴーとヨーグルトのケーキ、レモンのパウンドケーキをいただきましたが、美味しかったです。
他にイチゴのロールケーキがありました。
10時から17時の間のデイスナックタイムも利用しました。
ソフトドリンクとスナック、ドライフルーツ＆ナッツなどが用意されています。スイーツなどがなかったのが残念ですが、広々としたラウンジは居心地が良かったです。
朝食
クラブラウンジでも朝食をいただくことができますが、レストランの方が評判がよかったので、私たちはそちらでい食べることにしました。
3階にある喫水線とブラッスリー・デュケで7時から10時半までの間、朝食をいただくことができます。二つのお店は繋がっています。
レストランの入り口はひとつで、右側にフランス料理レストランの看板、左側には創作和食レストランの看板が出ています。
ハム＆カレーのエッグベネディクト、アボカドトースト、オムレツなど温かい料理も、待ち時間なく全種類選べられるのは嬉しかったです。
エッグベネディクトは、カレー風味が合っていて、とても美味しかったので、ぜひおすすめしたい料理です。
写真は一部しかありませんが、モルタデラ、スモークサーモン、パストラミ、サラミ、スモークチキン、彩り鮮やかなサラダもありました。パンの種類もクロワッサン、パンオショコラ、デニッシュ、食パン、ロールパンなど、かなり豊富に揃っていました。
ドリンクは、トマトをベースにしたオリジナルジュースやスムージー、リンゴ、オレンジ、グレープフルーツジュースが揃っており、
フルーツはメロン、キウイ、パイナップル、ブルーベリー、ラズベリーにコンポートがありました。特にパイナップルが美味しかったです。
ヨーグルトには、プレーン、ブルーベリー、アプリコット、無脂肪と4種類があり、チーズもカプレーゼやカマンベール、ゴーダチーズ、クリームチーズ、神奈川抹茶クリームチーズなど、取り揃えられていました。
和食のエリアも、焼き魚や卵焼き、土鍋で炊いたご飯などもありとても美味しそうでした。
また、スフレパンケーキも見かけたのですが、お腹がいっぱいで食べられなかったため、次回利用するときにはぜひ試してみたいと思います。
ウェスティン横浜の宿泊は、朝食やクラブラウンジの食事が素晴らしかったことが特に印象的でした。豊富な品揃えと美味しさは、満足感を感じることができました。また、新しい施設であるため、清潔で快適に過ごせました。さらに、みなとみらいの新しい街をしることができるロケーションも魅力的でした。
景色も素晴らしく、周辺には多くの観光スポットがあり、全体的に、快適な滞在と美味しい食事を求める方にとって、おすすめの宿泊先です。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました！
