よくばりトラベルプランズ

よくばりトラベルプランズ

旅行好きのお得な情報探し!実際にかかった時間・料金も記載しています。

【横浜の馬車道を散歩する】中華料理と博物館とフルーツパフェと無料の絶景展望台

今回は横浜の「馬車道」周辺を散策します。

馬車道はJR関内駅の北口からすぐ、美しいガス灯が特徴的なレンガ道の商店街で、異国情緒が漂う素敵な場所です。

 

馬車道商店街メインストリートは、1866年に外国の要望に応えて、馬車が通りやすいように道路が広げられたエリアで、この道路沿いには美しい街路樹が整備され、老舗店がたくさんあります。

周辺には飲食店やショップが点在し、多くのレトロな建物が残る魅力あふれるストリートです。

ランチに予定していたイタリアンレストランが混んでいて入れなかったので、別のお店を探していました。こちらのイタリアンは予約必須のようです。

周りにはとんかつ(こちらはカツレツ)のお店があり、行列ができている人気店もありました。こちらも訪れてみたいお店です。

この日は、有名なシェフ周富輝さんが経営する中華料理レストラン
「中国広東名菜 生香園」に決めました。2回目の訪問です。
ここは本格的な中華料理をリーズナブルな価格で楽しむことができるレストランです。

生香園は本館と新館の2つの店舗があります。
本館にはオーナーの周さんが頻繁にお店におられるようで、ちょうど私たちが店に入ったときも周さんが席に案内してくれました。

周さんのクールな接客は新鮮で逆に格好いいと思えるほどでした。

日本的なサービスを期待している人には少し物足りないかもしれませんが、こだわらない方なら問題ないと思います。

丸テーブルに案内され、可愛らしいピンクの急須にたっぷりの温かいお茶が出されました。最近の中華料理店では、無料でお茶が提供されないことが増えてきていますが、こちらの店は無料です。

お茶は優しい味わいで、心地よく温まることができました。

最初に、春巻きからいただきました。からしをつけて味わいます。

パリッとしたライスペーパーの中にたくさんの具材が詰まった贅沢な春巻きを、お醤油なしでも美味しく楽しむことができました。味わいは旨味たっぷりです。

続いては、季節料理の一つである「牡蠣の香り揚げ」。これは店主の周さんが考案したオリジナルメニューで、スパイスの効いたカレー風味の衣に包まれた旬の牡蠣を、特製のタレにつけて楽しみました。

最後に、「骨付き肉入りつゆそば(排骨湯麺、パーコー麺)」をいただきます。

このラーメンは、カレー風味の揚げた豚の骨付き肉がたっぷりと入ったもので、透明感のある上品なスープに、ストレートの細麺、チンゲン菜、そして刻み葱が入っています。

濃厚な味わいのからりと揚がった骨付き肉とさっぱりとしたスープと麺が絶妙に調和してとても美味しいです。

(生香園は今回2回目の訪問です 2022年11月)

 

5か月前に訪れた際は、海鮮やきそば、骨付き肉入りつゆそば、鶏肉とイカの塩味炒めをいただきました。(2022年6月)

3回目に訪れた時は、海老のマヨネーズ和え、小籠包、そして骨付き肉入りつゆそばをいただきました。エビマヨは間違いないです。(2022年5月下旬)

 

本店の外にあるオーナーシェフの写真が、富輝さんおひとりのものから掛け変えられ、富徳さんとのおふたりの写真になりました。素敵ですね。

お昼ご飯を食べた後は、歴史を感じる立派な石造りの「横浜市博物館」で横浜の歴史を見学しました。

こちらの建物は国の重要文化財に指定されていて、歴史ある馬車道の中でもシンボル的な存在となっています。

引用:横浜外国人居留地研究会

【関内(かんない)豆知識】

横浜港が開港した時代には、外国人が住んで交易を行うエリア定められていました。海と川に囲まれており、橋にある関門を通じて人々の出入りを監視し、地域の治安を守っていたそうです。

関門の内側は「関内」と呼ばれ、外側は「関外」と呼ばれるようになったと言われています。

現在は川の一部が埋め立てられ、JRの線路や道路に変わっています。

博物館を後にして、本町通りに出ると、また特徴的な建物が見えてきました。

旧銀行の支店だった建物をちらりと見学して、目的地へ向かいます。

横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅に直結している、新しい横浜のシンボルタワー「ザ・タワー横浜北仲」通称:北仲ノットへ向かいます。

1階2階には商業施設「北仲ブリック&ホワイト」があります。

お目当ては「水信フルーツパーラー」のパフェです。人気店のため事前に予約をしていました。横浜の老舗果物屋さんのカフェです。

案内されたのはこちらの席でした。繊細で優美な椅子やソファにときめきます。

天井のモザイクもカラフルで美しい。

JR九州のななつ星を手掛けた水戸岡鋭治氏のデザインは天然木が多く使われているので豪華なのですが、どこかぬくもりを感じる落ち着く空間になっています。

私はいちじくパフェを選択しました。友人2人はフルーツパフェとプリン・ア・ラ・モードに決めました。

食べることがもったいないと思えるほどの美しいパフェが運ばれてきました。

わたしは甘いものはたくさん食べられないのですが、すべてのフルーツが新鮮でペロリといただきました。

ケーキなどは予約なしでテイクアウト可能のようでした。

お次は、無料の展望フロアとして開放されているタワーの46階へ向かいます。

短期・長期滞在向けのプライベート・レジデンス「オークウッドスイーツ横浜」のレセプション&ロビーフロアです。

こちらへは直通のエレベーターがあります。

広々としたレジデンスのロビーフロアは開放的でとても気持ちの良い場所でした。機会があれば宿泊してみたいです。一日中眺望が楽しめて飽きないでしょう。

あくまでもホテルのロビーフロアになりますので、一定のマナーを守りつつ見学してみてはいかがでしょうか。

ではまた。